ワカモノが見る徳島

AWAIRO

若者取材ツアーに行ってきました!(1日目 美馬・三好)~野田万由さん編~

2023.02.20

1.あんみつ館

美馬市の洋蘭展示会館。洋蘭シンビジウムを中心に事業を拡大している。最近力を入れているのは育毛剤。館内ではその他、シンビジウムエキス配合の入浴剤やハンドクリーム、さらに洋蘭の鉢や、珍しく切り花も販売されている。私は色使いが可愛く、黄色とピンクの洋蘭の切り花(990円)を購入した。通販もされていて、全国から注文が寄せられる。洋蘭は高価なイメージが高いかもしれないが、あんみつ館では特別価格で買えるものもあった。あんみつ館に入った時の洋蘭の香りと共に皆さんにも見ていただきたい。

2.藍商佐直 吉田家住宅

美馬市脇町のうだつの町並みの中にある。吉田直兵衛が創業した藍商の歴史は、1792年にまで遡る。非常に趣のある家屋で、現在は期間限定(?2/26)のイベントである「うだつをいける」が開催中。シンビジウムや大谷焼や美しい着物が絶妙に組み合わさった芸術を楽しめる、華道家の假屋崎省吾さんの華道展である。屋敷は二階建てで展示物も多く、とても楽しめた。
近くの藍染工房では、"徳島といえば"の藍染体験もできる。私はハンカチを渦巻模様に染めた。初めて体験したが、スタッフの方が丁寧に教えてくださり、綺麗な色に染めることができた。自分で染めたハンカチを見るたびに‘’徳島‘’を感じることができる。

3.三好地域交流拠点施設 真鍋屋

徳島県三好市"四国の真ん中"にある地域交流拠点施設。真鍋屋の別名は「MINDE」。代表理事の丸浦 世造さんは「若者にも親しみのある名前も作りたくて」と話した。
交流の場、スタートの場、活躍の場があり、レストランも併設されている。
丸浦さんは「たくさんの人がここで作業するには、食べるところも必要だと考えた」と話した。この施設はとことん利用者目線で考えられていると感じた。
私が伺った際にも、レストランには地元の高校生や、起業家さんたちの姿があった。
まさに"地域の交流の拠点"となっている。
2階にはコワーキングスペースがある。昔のタバコ産業の名残のある蔵をリノベーション。2階で上を見上げると太い梁が見られる。歴史を感じる梁の下で、新しいアイデアを生み出せる環境がある。

4.ウマバ・スクールコテージ

徳島県三好市池田町にある"雲を見下ろす天空の学校"。
廃校になった馬場小学校をリノベーションして利用している。元々小学校だったため、給食室や体育館や校庭など非日常感を味わえる設備が整っていた。シャワーもセミダブルのベッドも整っており、快適な空間が広がっている。朝には、テラスから雲海を見下ろせることも。団体に施設まるごとの貸し出しを行っており、力を入れている企画は「企業研修」。研修支援プログラムを3パターンほど用意しており、研修の中で“課題“を見つけ、解決する“アイデア”を出し合うことを目的とする。課題が見つかれば、それを解決しようとする中で、新しい考え方に出会えたり、ビジネスのチャンスにも繋げることができる。
地域課題の解決に力を入れる企業も増えてきている中、ウマバ・スクールコテージの供給したいことが、企業の需要とマッチすることは増えてくるだろう。

投稿者:★若者取材ツアー

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