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eスポーツプロチーム『DOPENESS TOKUSHIMA』さんを取材しました!

2023.11.02

徳島県を拠点としているeスポーツプロチーム『DOPENESS TOKUSHIMA(ドープネス トクシマ)』さんを取材させてもらいました。私にとってアンバサダーとして初めての取材でかなり緊張しましたが、選手の皆さんと年齢が近いことや、私自身が好きで興味のあるゲームの話題だったため、取材の時間はとても楽しく有意義な時間となりました。

今回の取材では、選手のAdvance(アドヴァンス)さん、SharuTxT(シャル)さん、ZeRoTxT(ゼロ)さんに4つほど質問させてもらいました。
Advanceさんは兵庫県、SharuTxTさんは佐賀県、ZeRoTxTさんは大分県と3人とも共通して地方の出身であるため、まず徳島に移住して良かったことや困ったことについて質問を投げかけてみました。皆さんが「近くには飲食店やスーパーなども充実しており、それぞれの地元と比べても徳島の利便性は高い」と仰り、特に生活の上で困ることはないと感じているようでした。

次にゲーミングデバイスや練習にかけるお金と時間について質問してみました。選手の皆さんが戦うゲーム『PUBG MOBILE』に使用するスマホなどの機材は会社から支給されているそうで、自分で揃えるのはヘッドセットやイヤフォンなどが多いそう。ただ、選手の中には配信用のPCにはかなりこだわって自分で購入した方もいるとのこと。その額を聞いてびっくり!私もゲーミングPCを持っていますが、そこまでのこだわりと熱量に圧倒されました。
また、練習時間はバラツキもありますが、昼に2時間半、夜に3時間半、そしてそこから個人練習を1~2時間程度と、1日に8時間前後の時間をかけて各々のスキルを磨いているとのこと。また、皆さん大会前のルーティンとして、自分の好きな音楽をかけてテンションをあげていると教えてくださいました。

また、どうすれば徳島でeスポーツがしやすくなるか、移住者を増やすことができるかについて質問してみると、「地方の魅力は物価が安いことだと思うので、住みやすさをもっとPRすることが大事だと感じる。また、『とくぎんトモニプラザ』のデジタルスタジオのように、アクセスしやすく最新のゲーミングPCに触れられるようなeスポーツの施設や防音の施設が増えたり、もし可能なら寮があるeスポーツの学校ができれば理想的」と、Advanceさんが代表して答えてくださいました。

最後に今後の目標について聞いてみました。Advanceさんは「国内1位、世界で勝てるようになりたい」と力強く答えてくれました。SharuTxTさんは「日本リーグで世界大会の出場権を勝ち取りたい」、ZeRoTxTさんは「とにかく目立ちたい。目立つ=強いという証」だと答えてくださいました。

『DOPENESS TOKUSHIMA』が所属する、合同会社DopeNessの宮本全人さんによると、「徳島はブロードバンド環境が整っており、eスポーツにおいても壁が無いことから、この強みをもっと活かして、【eスポーツ×地方創生】の取り組みが広がっていってほしい」と最後にインタビューを締めくくってくださいました。
私は高校生のときに、徳島の活性化について考える授業で「若者の移住促進のためにeスポーツを活用できないか」と考えて、プレゼンをしたことがあります。まさに、それに近いことをされている人たちを取材することができて本当に良かったと思います。これからも勝利に向け、徳島で一生懸命に頑張る選手の皆さんを、私は大会観戦などを通して応援していきたいです。

投稿者:岸 彩音

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