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【関係人口事業実績】【つるぎ町】つるぎ町ファンクラブ会員大募集!

2023.02.21

楽しんでこそ!

真冬の朝。

紫色の山の影が、真っ白な霧の合間から顔を覗かせていました。普段ならば雪と凍結に閉ざされるはずの標高1000m付近も、この日は冬とは思えない暖かさでした。

今日は、徳島応援たびの2日目、つるぎ町での巨樹めぐりと、農家民宿でのワークショップが実施される日です。東京や大阪などから8名の方々が、つるぎ町ではめったにない真冬のバスツアーに参加しにおいでました。

巨樹めぐりでは、地域住民の観光案内により、四国一位の桑平のトチノキ等を見学しました。その後、農家民宿「古見茶屋」では、雑穀料理ワークショップに参加し、料理を食べながらみんなで意見交換をしました。

観光交流による関係人口の増加に長年取組んでいる私達つるぎ町に、たくさんのご意見をいただきました。

「関西方面からの誘客のため、IC発着のツアーを作っては」

「徳島ならではの食材、料理体験があれば」

など、具体的な提案ばかりで、さっそく今年のツアーから取入れていきます。

「今回の旅を必ずSNSで発信していきます」

と言ってくださった方もいて、頼もしい限りです。

(徳島応援たび 山コース2日目 2020.1.26(日))

 

つるぎ町を少し紹介します

観光交流によるまちづくりについて

巨樹王国の始まりは合併前までさかのぼります。

平成10年の巨樹調査により、日本一、四国一をはじめ数多くの巨樹が発見されたのです。

巨樹調査は、村民と巨樹巨木林の会が協力し行われました。

また、一宇村商工会婦人部により看板が作製され、住民による巨樹案内人が誕生し、巨樹王国はいつも住民とともにありました。

つるぎの達人の誕生について

一度は中止になった巨樹案内人によるツアーも、平成17年3月の合併を契機にガイド団体「つるぎの達人」として生まれ変わりました。

メンバーは旧町村の垣根をこえ、さらにはつるぎ町外からもガイド希望者が加わりました。

都会からのUターン者、商店街の方々、元教師など、様々な方々の考えを取入れながら、いまでも変化し続けています。

つるぎクラブの誕生について

とくしま国民文化祭2007にてモニターツアーを実施後、ツアー参加者を中心としたつるぎクラブを発足しました。

会員には年に2回、会報誌をお届けしています。

会報誌では地元の旅行会社によるバスツアー「巨樹めぐり」や、つるぎの達人による「二層うだつの町並みめぐり」などを紹介しています。

ツアー&イベントの特徴

やがてヴィーガン料理が楽しめる農家民宿が誕生し、都会からはアウトドアガイドが移住し、つるぎクラブはバラエティ豊かなものになっています。

2018年にFAOより認定された「世界農業遺産」の農業や、自然、歴史などをテーマに、町を楽しむツアーを作っています。

イベント毎に地域にお金が落ちる仕組みや地域住民と交流する仕組みづくりに苦労しながら、皆さんと一緒に多くのイベントを行っています。