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【関係人口事業実績】【牟岐町】コロナ禍でも大学生が関係人口として活躍

2023.02.21

新型コロナウィルスの感染拡大によって、リアルな人の動きが封じられたことは、従来型の関係人口創出へのアプローチが通用しない状況を生み出しました。

牟岐町でも、年間延べ1000人余り牟岐町を訪問していた大学生が200人程度まで落ち込む見込みですが、これまでに培ってきたネットワークを活かしてオンライン(あるいは対面×オンラインのハイブリッド型)による取組が一気に増えてきました。

NPO法人ひとつむぎでは、中学生対象の社会教育プログラム「シラタマ活動」を学校休校期間もオンラインで継続させ、学校再開後は県内学生が対面で、県外学生がオンラインで支援するスタイルで消費者教育の視点を持った探究的な活動をやり遂げてくれました。

また、京都産業大学現代社会学部木原ゼミでは、NPO法人牟岐キャリアサポート職員がサポートすることにより、牟岐町を対象とした「防災」「観光」「大学生と食」に関するオンライン調査研究を進めながら牟岐町との関係を深めています。

さらに、一般社団法人HLAB(以下「HLAB」という。)では、牟岐中学校3年生の総合的な学習においてハイブリッド型の座談会等を実施するとともに、東京における徳島県の情報発信と交流の拠点である「Turn Table」において牟岐町の課題解決ワークショップや牟岐町の情報発信を行う予定です。HLABでは、12月26日から29日の4日間、オールオンラインによるウィンタースクールを牟岐町共催により開催します。

こうした大学生の活動は、地域の方たちと数年間をかけて培われてきた関係性に基づくものであり、これを基盤とした新たな挑戦も進められようとしています。