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旅する、暮らす、徳島県

「旅する、暮らす、徳島県。」移住者たちのリアルな声

2025.02.01

※移住ハンドブック「旅する、暮らす、徳島県。」より一部転載しています。

移住者たちのリアルな声を聞いてみよう

移住してみたい気持ちは膨らんできたけど、実際の暮らしがどうなるか想像がつかない部分も。

ならば、実際に徳島へ移住した先輩たちのリアルな声を聞いてみよう!徳島各地に暮らす、さまざまな年代やバックグラウンドが異なる7 人の経験談をピックアップ。

CASE #1 石神れいかさん

年齢:20代 出身地:愛知県 居住地:徳島市 移住年:2021年 職業:看護師 家族構成:パートナー、愛犬

徳島での日々は「いい一日だ」と思うことばかり

徳島市で看護師として働く石神さん。高校までは愛知県、その後は岐阜県で過ごしていた彼女が徳島に移住したきっかけは、パートナーが徳島出身だったこと。「はじめて徳島を訪れたとき、まちが明るくて、暮らしている人の雰囲気もおだやかな印象を受けました。ここに住むことをイメージしたときに、不自由な感じがしなかったんです」と、自然な流れで移住を決意。

「家探しや仕事の準備と並行して、徳島県への移住を検討する人が対象の『とくしまで住み隊』会員に登録。『とくしま移住サポート企業』に登録している店舗や施設でお得なサービスを受けられるんです。こういったサポート制度があるのもうれしいですね」

大きな川が多い徳島市に住み、自然との距離が近くなったことで釣りやSUP を始めたという石神さん。「徳島に来てから『いい一日だったな』と思うことが増えました。職場でもプライベートでも人と関わる機会が格段に増えて、あたたかいまちでいろんな方に育ててもらっているなと感じますね」

CASE #2 萬川 奨さん

年齢:30代 出身地:和歌山県 居住地:吉野川市 移住年:2017年 職業:〈HOSTEL OE 〉管理人 家族構成:妻、子1人

多くの人と密に関わることができるおもしろさ

〈HOSTEL OE 〉の管理人を務める萬川さんは和歌山県出身。ベトナムでの就職などを経て、「日本の伝統文化を知りたい」と2017年、吉野川市の〈阿波和紙伝統産業会館〉に飛び込み、その流れで同市の地域おこし協力隊に応募した。「協力隊としてメディアでの発信、観光協会の立ち上げなどを行いました。任期満了後は起業か、地域での就職かの二択。私は起業を選び、ホステルをはじめました」

お遍路の札所近くということもあり、国内外からゲストが訪れる同ホステル。萬川さんは、多様な人びとと話せる環境に自分を置くことを大切にしているという。「地方はまわりの人と密に関われるのが魅力。多くの人と話すうちに、情熱を注げることが何なのか次第にわかってくると思います」

CASE #3 ジャンナさん / ベサニーさん

年齢:ともに30代 出身地:ロシア/カナダ 居住地:海陽町/東みよし町 移住年:2018年/2017年 職業:ともに外国人地域おこし協力隊

世界に発信したい、徳島の豊かな自然と人

外国人地域おこし協力隊として活躍する人も増えている。県南エリアの広報活動を行うジャンナさんは、趣味のアウトドアを楽しむうちに、県南の自然環境の魅力にとりつかれていったという。

「もっと多くの徳島の自然文化などを体験し、世界中の人にそれを知ってもらいたいと思い、英語版SNS など外国人ならではの目線で県南部の魅力を発信しています」

カナダ出身のベサニーさんは、英語教員として佐那河内村に配属された。地域の自然やそこに暮らす人びとに魅了され、現在は協力隊員として、にし阿波の魅力発信や、ツアーのアテンドなどを行う。「徳島の人たちはいつでも、どこでもあたたかく迎えてくれる。そうした人びとと協力しながら、いろんなことにチャレンジしたいです」

CASE #4 犬伏まりさん

年齢:40代 出身地:鳴門市 居住地:徳島市 移住年:2014年 職業:モデル、タレント〈Cafe Ciel by lovest 〉経営、宅地建物取引士 家族構成:夫、子2人

徳島は、自分の情熱に向き合える最高の環境

鳴門市で生まれ育ち、その後は雑誌『Can Cam 』の専属モデルを務めるなど東京で芸能活動をしていた犬伏さん。転機は結婚や出産を考えはじめた28歳のときに訪れた。

「心地よく働きながら、のびのび子育てができる場所を考えたとき、頭に浮かんだのが、ふるさとの徳島でした」

「都市とつながりながら田舎で暮らす」をライフコンセプトに、事務所に所属したまま2014年に徳島へ移住。2人の子どもを育てつつ、モデルにタレント、カフェ経営、不動産事業とマルチに活躍中だ。「都会と比べると学校の選択肢は少ないけれど、豊かな自然や風土に根づく伝統芸能なども残る地。探求心を育む環境は最高なんです」「ブレずに来られたのは、拠点を徳島に移したから」と振り返る犬伏さん。「私はいつも、10年先にありたい姿を見据えて、5年ごとにライフプランを練り直します。そうやってクリエイティブに生きると、地方は本当におもしろい! 自分の情熱とまっすぐ向き合えるのが徳島の魅力だと思います」

CASE #5 住友正伯さん

年齢:40代 出身地:阿南市 居住地:阿南市 移住年:2021年 職業:〈とびしまビールLAB 〉代表、〈JouZo 〉代表取締役 「ON 、OFF の区別なく、ずっと仕事してるし、ずっと遊んでいます」

地方での開業は、意外に難しくない

阿南市出身で大学卒業後に上京。製薬会社に就職した住友さんが移住を考えはじめたのは、東日本大震災の2年後に福島県へ転勤したとき。「震災復興に取り組む人たちと出会い、地域の課題解決や魅力発信に関わりたいと思うようになったんです」

14年間勤めた会社を退職し、「知らない土地で挑戦したい」と広島県呉市で地域おこし協力隊に就任。そこで地域の知名度向上のためクラフトビール事業を開始、軌道に乗ったところで、自分でブルワリーをつくろうと考えはじめた。「帰郷したときにいまの場所が見つかり、開業を決意。地域のベース基地にという思いを込めて〈JouZoBEER BASE〉をオープンしました」。地方で起業する大きなメリットは2つあると住友さんはいう。「1つは、小さくスタートできること。空き家などを活用することで、固定費を下げてリスクを抑えられる。2つ目は、まわりが協力してくれること。地域との距離が近いからこそ、一所懸命な姿を見て応援してくれる人も多いです」

CASE #6 山脇裕菜さん

年齢:30代 出身地:大阪府 居住地:徳島市 移住年:2023年 職業:〈テレコメディア〉社員

 

居心地のよい暮らしも、お出かけスポットも!

「移住から1年以上経ったけど、いまだにワクワクしています!」。満面の笑みで語る山脇さんは、婚約者の出身地だったことから徳島に移住した。「私は大阪出身で、就職後は愛知に住んでいました。彼から徳島の話を聞いているうちに興味をそそられて。海を見られる地域が多いことにも惹かれました」

その想いはどんどん大きくなり、彼に徳島への移住を提案。2023年に引っ越した。

「繁華街だけど、意外と静かで住みやすい。近所の昭和レトロな町並みでネオンを見るたびに気分が上がります」

実際に徳島市で暮らしてみた感想を聞くと「本当に居心地がいい」と即答。「市の中心部に住んでいることもあって、スーパーやドラッグストアが多く買い物に便利です。全国チェーンのお店も多いので、欲しいものはたいてい手に入りますね」。休日は、同僚やパートナーとドライブを楽しんでいるそう。「グルメや自然、神社仏閣など、県内には行ってみたいスポットがまだたくさん。ぜんぶ制覇したいです」

★他の方の移住者インタビューも是非こちらからご覧ください!

暮らしにまつわる情報を集めよう

徳島が少し気になってきた…… 。そんなあなたが知りたいのは、やっぱり住む家や仕事、収入などリアルな話なのでは?

もっと詳しく知りたい人は、徳島県移住サイト「住んでみんで徳島で!」もチェックして。

>>徳島県移住サイト 住んでみんで徳島で!

「旅する、暮らす、徳島県。」より一部転載しています。

「旅する、暮らす、徳島県。」 発行:徳島県/制作:講談社『FRaU 』編集部

Contents

WEB公開!移住ハンドブック「旅する、暮らす、徳島県。」~ダイジェスト版~

<トリンドル玲奈さんと、徳島を旅する>

 【上勝町】山あいの”ごみゼロ“のまちに 古民家ジェラート店を発見!

 【美馬市】築1 5 0 年の古民家に個性豊かなショップが集う

 【海陽町】サーファーのまちを拠点にサステナブルな藍を発信

<ふだんづかいのとくしま>

<徳島ってこんなところ>

<移住者たちのリアルな声を聞いてみよう>