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旅する、暮らす、徳島県徳島市

「旅する、暮らす、徳島県。」 ふだんづかいのとくしま

2025.02.01

※移住ハンドブック「旅する、暮らす、徳島県。」より一部転載しています。

ふだんづかいのとくしま

徳島県の県庁所在地・徳島市には、日々の生活を彩るおしゃれで楽しい場所がたくさん!

徳島の人が愛する「ふだんづかい」のスポットをめぐった、トリンドルさんの、とある休日をのぞき見。

9:00 朝はコーヒーとともにゆったりモーニング

アラームをかけずにゆっくり起きるのも休日の醍醐味だけれど、コーヒーを求めて朝活するのも好き。しかも、徳島にはおしゃれなカフェからレトロな喫茶店まで、おいしいコーヒーが飲めるお店がたくさん。今朝は〈TOKUSHIMA COFFEE WORKS 〉にモーニングセットを食べにきた。丁寧に淹いれられたコーヒーが、まだ少し眠たい体にすっと染みわたっていく。つづいて、分厚いふかふかのトーストもぱくり。なんだか元気がみなぎって、今日一日が充実しそうな予感! 徳島は自家焙煎をしているコーヒー店やおいしいパン店が多いので、お気に入りのスポットを探してみて。

10:00 産直市場で採れたて野菜や果物、手づくりおやつを探す

徳島市内には地元農家の野菜が売られている産直市場がいくつかあり、駐車場も広いので休日になると多くの人が買い物に訪れる。〈喜多野安心市〉もそのひとつで、にんじんやかぼちゃ、りんごなどの野菜や果物、そしてもちろん、すだちやなると金時といった特産品まで、徳島県産の新鮮な農作物が勢ぞろい。青果だけでなく、地域の人たちがつくったお弁当やお惣菜、おやつなどが売られているのもうれしいポイント。大好きな干し芋や、徳島県の名産「藍」の粉をつかった変わり種クッキーも見つけた! 気になるものを買い物カゴに入れていたら、あっという間に山盛りに。季節によって品物が替わるので、いつ来ても楽しい場所。

11:00 吉野川沿いを颯爽とサイクリング

よく晴れて気持ちのいい日は、サイクリングに出かけよう。吉野川沿いはとくに開放感があり、川面に青空が映ってとてもきれい!市内をゆったり走っていると、海に抜ける万代中央頭や市のシンボル、眉山が見えてくる。こんな風景を気軽に楽しめるなんて、かなり贅沢かも。市内は坂が少ないので、ちょっとくらい遠出しても、決して疲れすぎることはない。もっとしっかり運動したいときには、「マユイチ」と呼ばれるサイクリングコースに行くのもおすすめ。眉山の麓をぐるっとまわる20kmほどのコースは、いつ走っても爽快な汗をかけて最高! 途中に神社などもあるので、休憩がてら立ち寄るのも◎。

13:00 何度でも食べたいお気に入りの徳島ラーメン

徳島県民のソウルフードといえば、やっぱり徳島ラーメン!戦前から屋台で出されていた豚骨系ラーメンがルーツともいわれていて、県民誰にもお気に入りのラーメン店があるのだとか。徳島ラーメンには甘辛い豚骨醤油スープの「茶系」、鶏ガラの強い旨みとコクの「黄系」、小松島市で生まれたという、あっさり白濁豚骨スープの「白系」の3系統があり、徳島ラーメンを全国区にした立て役者〈中華そば いのたに〉は茶系の名店。つるつるの中太麺をひと口すすると、パンチの効いた甘辛醤油味が口いっぱいに広がる。甘辛く炊いたトッピングの豚肉に生卵をからめると、すき焼きふうの味わいに。ランチにも、飲みのシメにもぴったり!

16:00 お気に入りのセレクトショップでかわいい服や小物をG e t

徳島にはおしゃれなセレクトショップがいくつもあって、ショッピングが楽しい。とくに近ごろ話題なのが、港湾倉庫街をリノベーションした「万代中央ふ頭」エリア。素敵なカフェや書店、家具・雑貨店などがあり、イベントも定期開催されていて、若者を中心に多くの人でにぎわっている場所だ。そんなエリアにある〈meet me Here 〉は、天井の高い元倉庫にたくさんの雑貨や古着が並び、アメリカ西海岸のような雰囲気。BEAMS 出身のオーナーがアメリカで買いつけた品々は、個性がありつつふだんの装いにもしっくりなじむ。気になる服を試着したり、友人へのプレゼントに雑貨を選んだり……あっという間に時間が過ぎちゃう!

18:00 徳島のローカル居酒屋で地元食材&地酒を味わう

徳島のおいしいごはんとお酒をいただきたい。ならば地元の人に愛される居酒屋を訪れるのが吉。たとえば、茶柱通りにある〈小料理 まわり道〉。かなり細い路地にあるから初めて入るときは少し緊張するけれど、暖簾をくぐると、やさしい女将さんが「いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれる。肉厚のヨコ(クロマグロの若魚)の刺身に、すだちをきゅっと絞って。ほかにも、ほんのりカレー風味の徳島名物フィッシュカツ、竹ちくわなど、幅広くそろう地のものに「眉山」「お殿田」などスッキリ飲みやすい地酒を合わせれば、ああ幸せ! 女将さんが気さくに話してくれるから、ひとりでも居心地がいい。たらふく食べて、飲んで、すっかりいい気分。

21:00 徳島にはいいバーがある

徳島の夜は、オーセンティックなバーでシメるのがおすすめ。重厚感ある扉を開けると、そこにはちょっとレトロで趣深いカウンターが。〈Bar 鴻 Kohno 〉では、すだちなど徳島のフルーツをつかったカクテルが人気なんだとか。さっそく一杯頼んでみると、熟練のバーテンダーが、美しい手さばきで次々に材料を混ぜていく。スッと差し出されたカクテルは見た目も鮮やかで、ひと口飲めばさわやかな果実の風味が口いっぱいに広がった。おいしい! カクテルを飲みながら、会った人、訪れた場所……今日のできごとを思い返す。徳島で過ごす時間は、なんだか心地いいな。そんなことをぼんやり考えているうちに、夜は更けていった。

※移住ハンドブック「旅する、暮らす、徳島県。」 より一部記事を転載しています。

「旅する、暮らす、徳島県。」 発行:徳島県/制作:講談社『FRaU 』編集部

Contents

WEB公開!移住ハンドブック「旅する、暮らす、徳島県。」~ダイジェスト版~

<トリンドル玲奈さんと、徳島を旅する>

 【上勝町】山あいの”ごみゼロ“のまちに 古民家ジェラート店を発見!

 【美馬市】築1 5 0 年の古民家に個性豊かなショップが集う

 【海陽町】サーファーのまちを拠点にサステナブルな藍を発信

<ふだんづかいのとくしま>

<徳島ってこんなところ>

<移住者たちのリアルな声を聞いてみよう>