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仕事徳島で輝く女性徳島市

新たな環境を求めて隣県から移住。船釣りに阿波おどり、プライベートも大充実(移住者インタビュー)

2025.01.27

保育教諭(青嵐認定こども園)
小島幸枝さん

徳島市北田宮の「青嵐認定こども園」で、保育教諭として働く小島さん。出身はお隣の香川県多度津町。宇多津町の短期大学を卒業後、同町で保育士として勤めていました。

単身赴任中の父を訪ねて、幼い頃から何度も足を運んでいた徳島県。大人になってからも定期的に通ううちに、ふと移住という選択肢が浮かんできました。

「フットワークが軽く、新しいことに対して『やってみたい!』と思えるタイプ。それまでずっと地元の近くで暮らしていたので、新たな自分を探してみようかな、と思ったんです」。

移住先に選んだのは、父が暮らしていた徳島市。「徳島でも保育士を続けたい」とハローワークで仕事を探し、青嵐認定こども園と出会いました。

職場見学で感じた、保育士が子どもたちとゆったりと関わっている雰囲気が入社の決め手に。園を運営する健祥会グループがUIJターン者に向けて提供する、就職支援金制度もすごくありがたかったといいます。

今年で入社8年目。2歳児クラスのリーダー保育士として、日々の保育を行いながら、後輩保育士の指導や園行事の運営なども担います。

「心がけているのは、たとえプライベートで落ち込むことがあっても、園の門を一歩くぐったら必ず笑顔でいること。先生や保護者の方から『いつも笑顔やなぁ』と言ってもらえます」。

「子どもと保護者の気持ちに寄り添う保育者になりたい」と目標を話す小島さん。「それから、職場の後輩たちにも寄り添って、課題や不安があれば解決方法を一緒に考えたい。私自身、移住してきたばかりの頃に、先輩方がすごく気にかけてくれて、仕事だけでなくプライベートの相談にも乗ってくれて。それが頑張る気力になったんです」。

父以外とのつながりがなく、寂しさを感じていた移住当初。職場を皮切りにだんだんと交流の輪を広げ、今では休日もアクティブに過ごしています。

移住後に出会った夫は、徳島県の南部に位置する牟岐町出身。毎週のように夫婦で実家に通い、歩いて30秒のところにある海で泳いだり、船舶免許を持つ義父の運転で船釣りに出かけたりと、小旅行気分で楽しんでいます。

さらに2年前からは、阿波おどりの有名連・水玉連の一員に。学生時代はフルートに熱中していたことから、吹奏楽団への入団と迷ったそうですが、ここでも持ち前のチャレンジ精神を発揮。鳴り物(楽器)の一つである笛を始め、夏には熱気あふれる演舞場に繰りだしました。

「毎日が充実していてめちゃくちゃ楽しいです!」と顔をほころばせる小島さん。「どこに行ってもいい縁に恵まれて、『こんなに幸せでいいんだろうか…』と思うほど。これからもずっと徳島にいたいと思っています。小学生の頃からの『老後は自給自足で暮らしたい』という夢も、ここでなら叶えられそうです」。

【おすすめスポット】
日本三大秘境の一つである、三好市の祖谷(いや)。スリル満点の吊り橋「祖谷のかずら橋」は、周辺の食堂で食べられる郷土料理、あめごの塩焼きとでこまわしが大好きです。森の中でアスレチックやジップラインを楽しめる野外施設「フォレストアドベンチャー・祖谷」もおすすめ!

【メッセージ、アドバイス】
最近、徳島から香川ではなく、香川から徳島に向かうことを自然と「帰る」と言うように。徳島がすっかり"第二のふるさと"になりました。