ワカモノが見る徳島

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マチ★アソビへ取材に行ってきました!~なおと編~

2023.05.25

行く手を阻むほど強い風が吹き荒れるなかにも関わらず、徳島駅前や商店街は普段は見かけることのないコスプレをした人々と、コスプレイヤーを一目見ようという見物客で賑わいを見せていた。

今回は約4年ぶりに本格的に開催された「マチ★アソビ」を体感してみる。
まず、始めに訪れたのがアミコドームのイベントステージだ。コスプレ衣装を身にまとい、ガールズバンドやアーティストがアニメソング(通称:アニソン)を披露する。その声は徳島駅前中に響き渡っており、私たちが見に行った時にはすでに多くの観客が集まっていた。なかにはペンライトを持っている人や、手を振って応援するファンの姿も見られた。「コスプレ」と言っても既存のキャラクターになりきるだけではなく、自分なりのキャラクターになりきる「創作コスプレ」と呼ばれるものがある。私は今回のステージで初めて「創作コスプレ」と呼ばれるジャンルを知った。

次に訪れたのが東新町商店街のアーケードエリアだ。阿波銀行 本店営業部内では、クラウドファンディングによって制作されたアニメ映画の原画展が開催され、訪れた人の多くが足を止めじっくりと原画を眺めていた。商店街の空き店舗内を活用したゲーム体験コーナーでは実際に発売されているゲームを大画面で体験することができる。実際にゲームに登場する戦車のプラモデルも展示されていた。精巧なつくりで、みんな思わず写真に収めている。
新町橋東公園ステージではアニメのスタッフ・キャストによるトークショーやじゃんけん大会が開催され、会場が一体となって賑わっていた。新町川沿いでは、今日のために準備した色鮮やかな衣装に身を包んだ人々が、思い思いのポーズで写真撮影をしてイベントを楽しむ。なかには撮影を待つカメラマンたちが行列を作るほど人気のコスプレイヤーの方もいるほどだ。

最後に、ひょうたん島周遊船に乗って「橋の下美術館」を見て周った。普段は歩いて渡る橋を、今日は風を感じながら下からくぐり抜けることができる。橋の下にはアニメや映画のポスターが大々的に展示され、乗船している人々のカメラや視線が集中する。乗船中はポスターに近づくと関連した音楽が流れてくるのでアニメの世界観をより一層感じることもできる。アニメをあまり知らなくても、クルーズや街の景観だけで十分に楽しめるイベントなのでぜひ乗船してみてほしい。

「マチ★アソビ」の取材に来る参加前は、知っているアニメが無ければ楽しめないイベントだと思っていたが、今回参加したことでそのイメージがガラッと変わった。アニメをあまり知らない人は新たなアニメを発見することができ、アニメ好きの人は他のアニメ好きの人やコスプレイヤーの方達との交流を楽しむことができるイベントである。私も今回のイベントをきっかけにアンバサダーの仲間におすすめのアニメを教えてもらった。
自分の趣味を増やすきっかけを作りにぜひ一度「マチ★アソビ」を訪れてみてはどうだろうか。

投稿者:なおと

2004年生まれ、鳴門市出身です!
趣味は映画鑑賞、スポーツ観戦など様々!
地元愛で有名な東海オンエアがとても好きです!挑戦することが好きで他にも色々な活動を行っています!
イベントが好きなので徳島の面白さや魅力の詰まったイベント情報を発信していきます!