1. 河野メリクロン(あんみつ館)
河野メリクロンは、創業して50年近くになり、元々シンビジウムの種苗会社から始まりました。さまざまな品種を交配して、苗を作り全国の花を作っている生産者に販売する事業から始め、25?30年前から花を原材料として、化粧品や育毛剤などの商品開発をしています。11月から2月ぐらいまでは、シンビジウムの展示がメインですが、3月から11月は、胡蝶蘭の展示がメインとなっており、自然豊かな田舎で花を育てて販売や展示をすることで、お客様への印象を良くするためや、地元で仕事をすることで地域貢献ができます。
現在、花の適温を保つための電気代や、化粧品を作るための燃料代が高騰し、そして鉢などを中国から輸入するときに、納期が数ヶ月単位で遅れるということがありますが、コロナ禍でも、花を多く買ってくれる方が増えたことでした。
2. 「うだつをいける」
河野メリクロンの担当者さんのお話の後は、うだつの街並みに移動し、「假屋崎省吾さんによるうだつをいける」という生花の展示会に見学に行きました。うだつの町並みの吉田家住宅のなかで行われており、假屋崎さんが作った生花がたくさん置かれていました。その後藍染工房に行き藍染体験に参加し、藍染の色の濃さについてや模様の作り方について教えてくれました。
3. 真鍋屋
真鍋屋は、生涯活躍のまち構想を総合戦略に盛り込んでいる三好市に、多世代市民の交流拠点となる施設として2019年にオープンしました。地域活躍人材の確保や、交流促進に関する取り組みや、交流人口増加に関する取り組みを目的とした施設となります。施設は、築100年以上の古民家をリノベーションし、交流促進のために食を中心とした地域内外の人々の交流を創出するための料理イベントを開催したり、移住促進のための、住まいや仕事の相談窓口を設けたりしており、企業開業などのスペースや、ワークショップや会議や市民の活動を支えるスペースなど様々な交流の場所を提供している施設です。
4. ウマバ・スクールコテージ
馬場小学校に移動し、ウマバプロジェクトという、社会課題解決と経済好循環の両立に貢献する、脱炭素化ビジネスパッケージの創出について話を聞きました。ウマバプロジェクトとは脱炭素を目指したプロジェクトであり、余った電力を不足しているところにおすそわけするという、エネルギーの有効活用や、農地に太陽光パネルを設置し、農業と太陽光発電をどちらも行えるようにするために、A Iを活用したスマート農業を行えるようにするプロジェクトです。
真鍋屋とウマバプロジェクトは、三好市の地域創生を目指した、新たな価値を創造し、三好市を魅力あふれる町にする活動の話をしていただきました。
<プロフィール>
幸﨑 凛恩 徳島県立徳島商業高等学校 ビジネス探究科 1年
趣味:ゲーム・アニメ
好きな教科は理科全般で昔から宇宙に興味があるので地学が好きです。
将来の夢は、自分はゲームをするのが好きでいずれ自分でゲームを作ってみたいのでゲーム関係の仕事に就きたいです。
徳島ゆかりの高校生や大学生等が、とくしまの魅力を取材・発信します!