みなさん、はじめまして!
5月から若者回帰アンバサダーに仲間入りした、あわっこです。
地元で活躍する人や、徳島に魅力を感じて県外から移住された方々へのインタビューを通して、徳島の良さを伝えていきたいと思っているので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
よろしくお願いします。
今回の取材先は「四国放送」で、そのなかでも徳島の地域情報を発信する「ゴジカル」の撮影スタジオを見学することができました!
実際に生放送の様子を見学させていただけるということで、入館パスを身につけてさっそくスタジオへ…。
取材日の企画は「いま食べたい!餃子特集」。
県内で餃子の美味しいお店が3店舗紹介されていて、どのお店も餃子づくりへのこだわりがたっぷりと詰まっていました。コメンテーターの皆さんもスタジオ内にあるモニターに釘付けで、「美味しそう~」と歓声をあげていました。そのうちの1店舗の餃子がスタジオに届きました。実食中、出演者の方が軽快なトークで盛り上がっているのに対し、撮影の舞台裏では次の段取りなどでスタッフのみなさんが緊張感を持ってテキパキと動いていたのが印象的でした。「みんなで生放送を作り上げていく」、一人ひとりがそのような心持ちで臨んでいると感じられる瞬間でした。
取材に応じてくださったのは、制作ディレクター兼デスク(※1)の中村 仁美さん。
※1…制作デスクとは、テレビ番組のディレクターなど、現場スタッフの仕事を後方からサポートするオフィスワークを行う仕事です。
中村さんに番組進行表を見せてもらうと、セリフの尺が秒刻みでビッシリ!
「こんなに細かく決めて、間に合わないこともあるんですか?」と尋ねると、「下読みで尺内に収まらなかった場合は変更するため、音生き(次のVTRの音声)に被ってしまうことはほぼありませんよ」とのこと。
もしVTRの中に入りきらない情報は、ラフに混ぜて司会の方に渡し、コメントとして採用するかどうかは司会者にお任せしているそう。
今回の放送でも「たしかに(補足情報として)言ってた!!」となる瞬間があって、プロフェッショナルだなと思いました。
ちなみに短い時間でナレーションを入れる場合、情報量が多いと分かりにくいので、違う言い回しを考えているそうです。コロナ禍のニュースでよく聞いた、「手指消毒(しゅししょうどく)」という言葉。耳で聞いた時にわかりにくいため「手や指の消毒」という表現に変更するという例えを教えてくださって、視聴者への細かい配慮が感じられました。
生放送終了後、スタッフの皆さんと出演者の方が円になって反省会や談笑をしているなか、スタジオの螺旋階段を登った先にある副調整室(※2)も案内していただきました。
(※2)‥‥撮影スタジオにおける機器類の制御室のこと
思わず見入ってしまうほどたくさんある、機材と過去の放送記録!中村さんに、副調整室とスタジオとの関わりを説明していただいたので、視聴者側からは想像しづらい、裏側で番組を支えている人たちの存在を感じられました。
このあと、制作デスクの中村さんにみっちり1時間インタビューさせていただきました。中村さんがテレビ制作に関わるようになった経緯や、コーナー・企画立ち上げの話など、たくさんのお話を聞かせていただきました。
その模様は、なおとさんの記事(https://iju.pref.tokushima.lg.jp/awairo/naoto/3161/)でご覧ください。
取材に協力していただいた中村さんをはじめ「ゴジカル」のスタッフのみなさん、出演者の皆さん、ありがとうございました。
私たち若者回帰アンバサダーも「ゴジカル」のような、“徳島の魅力”と“徳島への愛”を余すことなく発信するメディアとして成長していきたいです。
学生/グルメ/取材が好き