ワカモノが見る徳島

令和8年度とくしま若者回帰アンバサダー 第1回アンバサダー交流会に参加しました!

2026.08.28

こんにちは!アンバサダーの岸です。

今年度で「とくしま若者回帰アンバサダー」としての活動は3年目で、現在は関西圏の大学に通いながら、関西でアンバサダー活動を行っています。1年目はSNS発信、2年目はツアーや交流会の参加と、少しずつ関わる場所を広げてきました。

今年度も新しいメンバーが加わり、県内・関西・東京と、それぞれ違う場所から徳島を見ている仲間が集まっています。先輩として頼られる存在になれるよう、そして自分自身もまだ知らない徳島に出会えるよう、1年間頑張っていきます!

2026年8月18日、徳島県庁での委嘱式に続いて、第1回交流会が開催されました。その様子をお伝えします。

今年度の活動、ここからスタート

第1回交流会に集まったのは、新しく加わった4人と、活動を継続する9人の計13人。とはいえ、これはアンバサダー全体の一部です。メンバーは県内だけでなく関西・東京にも広がっていて、それぞれの学業や仕事の都合に合わせて、参加できる回に集まる形になっています。

この日のテーマは、大きく3つ。

  1. 心理的安全性の高いチームをつくる
  2. 1年間の目標を立て、有意義な活動につなげる
  3. 関西イベントで使う「徳島魅力マップ」の情報を集める

「まずは仲良くなりましょう」で終わらず、その先の活動設計まで一気に進めてしまおうという、なかなか濃い2時間です。

 

「価値観のito」で、言葉を交わすアイスブレイク

最初のプログラムは、チームビルディングゲーム「価値観のito」。

ルールはシンプルです。参加者それぞれに1〜100のランダムな数字が配られ(他の人には見せません)、発表されたテーマについて、自分の数字の大きさを"言葉"で表現します。全員の発表を聞いたうえで、数字の小さい順に並べられたら成功、というもの。

この日はチームに分かれて挑戦しました。テーマは「徳島の魅力」。

数字を直接言うことはできないので、たとえば90なら「これがないと徳島じゃない」というレベルのものを、20なら「知る人ぞ知る」ものを挙げる、というように、自分の中の"魅力度"を言葉に置き換えていくことになります。

これが想像以上に盛り上がりました。同じ「徳島の魅力」というテーマでも、人によって挙げるものがまったく違う。しかも「なぜそれがその順位なのか」を説明し合ううちに、その人がどこに価値を置いているのかが自然と見えてきます。

盛り上がりすぎて、予定していた2つ目のテーマにはたどり着けませんでした。1テーマだけで時間終了。アイスブレイクとしては、これ以上ない結果だったと思います。

そして肝心の並べ替えはというと、私のチームは失敗に終わりました。しかも、順番を崩した原因は自分です。自分の数字を表そうとして選んだ言葉が、まわりにはまったく違う大きさで受け取られていたようで、そこで順番がひっくり返りました。完全に戦犯です。

ただ、外したからこそ「その言い方をそう受け取ったのか」という話が始まりました。答え合わせのあとがいちばん盛り上がったので、結果的にはこれでよかったのかもしれません。

初対面のメンバーとも、ふつうの自己紹介では出てこないような話ができた時間でした。

 

1年後の理想から逆算する、個人目標設計ワーク

次は、今年度の個人目標を立てるワークです。

「1年後の理想から逆算して、今年度の活動目標を立てよう」というテーマで、次の3ステップで考えていきます。

  1. 1年後、どのような状態になりたいか(仕事や就職など、将来のことを踏まえて)
  2. その状態になるために、必要なのに足りていないものは何か(人脈・スキル・実績など)
  3. それを埋めるために、アンバサダー活動で何をするか

たとえば「自信を持って就職活動に臨める状態」を理想に置いたなら、足りないものは「面接で話せる経験」「初対面でも臆さない対話力」「自分に合う仕事を選ぶ判断軸」かもしれません。ではそれをアンバサダー活動のどこで埋めるか——取材で初対面の方と向き合う、移住者の方に仕事選びのきっかけを聞く、リール動画を企画して数字という結果を出す。そんなふうに具体化していきます。

事務局からは、それぞれの活動で得られる力の例も示されました。取材なら質問力・傾聴力・文章力、リール動画の制作なら企画力やクリエイティブ力、関西イベントの運営ならリサーチ力や集客力——といった具合です。

書いたものは全体で共有し、宣言し合いました。他のメンバーからアドバイスをもらって自分のシートに書き足すのもOK。「否定的な言葉はNG」というルールのもと、お互いの目標に率直な感想を返し合う時間になりました。

自分の言葉で言語化してみると、頭の中でぼんやりしていたものが一気に輪郭を持つ。 それをあらためて実感しました。3年目の自分にとっても、「なんとなく続ける」と「意図を持って選ぶ」の差は大きいのだと思います。

関西の若者へ届ける「徳島魅力マップ」づくり

後半は、9月に関西で開催するイベントで使う「徳島魅力マップ」の作成です。

3チームに分かれ、東部・南部・西部の3圏域を20分ずつローテーションしながら、それぞれのエリアの魅力スポットをシートに書き込んでいきました。

条件は「関西圏の若者に魅力が伝わるように書くこと」。ガイドブックの引き写しではなく、自分の思い出やアンバサダー活動で知ったこと、まわりの若者に人気の場所を持ち寄ります。

たとえば、こんな場所が挙がりました。

  • 廃校を活用したいちご農園(鳴門市)— 閉校した小学校の敷地にビニールハウスが建ち、ブランドいちご「うずしおベリー」のいちご狩りが楽しめます。摘みたてをその場でクレープやアイスにしてもらえるのも人気の理由
  • 大釜の滝(那賀町)— 日本の滝百選のひとつ。落差およそ20メートル、深さ15メートルの滝壺を、100メートルの絶壁が囲む県内屈指の名瀑
  • 天空の村・かかしの里(三好市東祖谷)— 標高約900メートルの集落に、300体を超えるかかしが暮らす場所。畑仕事をしていたり、井戸端会議をしていたり
  • 学駅(吉野川市)— 入場券5枚で「5(ご)入学」の語呂合わせになることから、受験生のお守りとして知られる駅。「合格祈願きっぷ」として販売されています
  • そば米雑炊 — 米の代わりにそばの実を使う、山間部に伝わる郷土料理

このほかにも、地元をよく知る人でなければ出てこないような場所が次々と挙がりました。

面白かったのは、同じ徳島県内でも、自分が知らないエリアの話は普通に「知らない」 ということ。3年目の自分でも、他のチームのシートを見て初めて知った場所がいくつもありました。県外の若者に届ける前に、まず自分たちが徳島を知り直す時間になっていたように思います。

これからの活動について

交流会の最後には、今後のスケジュールが共有されました。

9月13日(日) 関西イベントを開催(GROWTH京都河原町)

9月中 県内企業への取材

10月以降 県内施設への取材

この日つくった魅力マップは、9月の関西イベントで実際に使われます。関西で暮らす学生のみなさんに、徳島にゆかりのある人にもそうでない人にも、「ちょっと行ってみようかな」と思ってもらえる形で届けられたらと思っています。

最後に

第1回交流会は、顔合わせの場であると同時に、この1年をどう使うかを一人ひとりが決める場でもありました。

「心理的安全性の高いチームをつくる」というこの日の目的は、ゲームや発表を通じて、思っていたよりずっと自然に達成されていたように思います。否定されない場だと分かっているから、まだ形になりきっていない考えも口に出せる。それが結果的に、あの魅力マップの密度につながっていたのではないでしょうか。

これから1年、県内外の若者に「徳島って面白い」と感じてもらえるよう、リアルな徳島の魅力を発信していきます。

引き続き、とくしま若者回帰アンバサダーの活動を応援よろしくお願いいたします!

投稿者:けんしゅう

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