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仕事徳島で輝く女性徳島市

バスケの縁で偶然たどり着いた徳島。仕事も趣味も、愛犬との暮らしも充実です!【移住者インタビュー】

2024.10.22

会社員(喜多機械産業) 出岐 奏さん

長崎県長崎市出身の出岐さん。小学生の頃からバスケットボールに打ち込み、鹿児島県の体育大学を卒業後は、WJBL(バスケットボール女子日本リーグ)のJALラビッツ、新潟アルビレックスBBラビッツでプロ選手として活躍しました。2017年に引退し、福井国体を経て長崎県へ帰郷。競技から離れた生活を送っていましたが、しばらく経つと「やっぱり体を動かしたい、バスケがしたい」という想いが芽生えました。

プレーできる場所を探していたところ、友人から徳島県 で運営するクラブチームに誘われ、移住を考えるように。さまざまな都道府県を転々としたこともあり、暮らしの拠点を移すことに抵抗はなく「あとは仕事さえあれば……」という状況だったといいます。すると、チームの監督の縁で、徳島市に本社を置く建設機械や資材の複合専門商社、喜多機械産業を紹介してもらえることに。ちょうどスポーツ事業部が立ち上がるタイミングで入社が決まり、2020年4月、入社と同時に徳島市に移住しました。

日本発のトレーニングマシンブランド「BULL」をはじめとする機器の販売やレンタルを行うスポーツ事業部。出岐さんは営業スタッフとして、新規開拓やアフターフォローを担当しています。主なお客さんはトレーニングジムや体育館、学校、病院など。選手時代に築いたつながりを活かし、県外への提案も積極的に行っています。

 

退勤後や休日は、バスケのクラブチームの練習や試合に参加。2024年の全日本社会人選手権で準優勝を果たし、個人としても国民スポーツ大会の県代表に選ばれるなど、移住を考えるきっかけとなった「バスケがしたい」という想いはしっかり叶えられているようです。

何よりの癒しは愛犬と過ごす時間。出勤前の朝散歩が日課で、休日は県内各地にお出かけするそう。「鳴門市のウチノ海総合公園や松茂町の月見ヶ丘海浜公園など、ワンちゃんと一緒にのびのび楽しめるスポットが多いのが魅力的。最近はドッグラン併設のカフェもどんどん増えてきて嬉しいです。通うたびに新しい出会いがあって、"ワン友"もたくさんできました!」。

 

「近所の人や会社の同僚から、季節の野菜をたくさんもらえるので助かっています」。なかでもお気に入りは、徳島名産のすだち。「地元の人から『すだちは何にでも合う』と聞いて、いやいや、そんな訳ないでしょう……と思っていたら、これが本当で。味噌汁にすだちをかける組み合わせなんて、初めて聞いたときは絶対にありえない!と思っていたのですが(笑)、いざ食べてみるとめちゃくちゃ美味しくて衝撃を受けました。今では、パスタやチャーハン、サイダー、ビール、……すだちがあるときは何にでも絞るようになりました」。もうすぐ移住して丸4年。すっかり徳島県民な一面を見せてくれました。

【おすすめスポット】
2024年9月にオープンした、徳島市入田町の古民家ドッグラン「百々」。ゆくゆくはカフェ営業も始まるそうで楽しみにしています!

【移住を考える人へのメッセージやアドバイス】
最初の頃は、阿波弁がなかなか聞き取れず苦労しました。移住が決まったら、少し予習しておいた方がよいかもしれません(笑)。特に「せこい(苦しい)」や「いける(大丈夫)」のような、標準語と発音は同じだけど意味が異なる言葉にお気をつけて!

【1日のスケジュール】