美馬市で活躍する地域おこし協力隊の活動紹介!!
コロナウイルスの影響でテレワークや外出自粛が続き、家にこもり運動不足になりがちではありませんか?
徳島県は過去に14年連続で糖尿病死亡率が全国ワースト1位を記録するなど、慢性的な運動不足が叫ばれています。
そんな状況を踏まえ、美馬市では「美と健康」のまちづくりを推進するため、2人のスポーツトレーナーを地域おこし協力隊として受け入れ、コンディショニング(運動やストレッチ)を通した市民の健康増進に力を入れています。
今回は、美馬市の地域おこし協力隊として、どんな活動を行っているのか、お話しを伺いました。
写真左から
佐藤 大輔さん(さとう だいすけ) 三好市出身 2020年5月着任
新谷 旺也さん(しんたに きみや) 福井県小浜市出身 2020年5月着任
二人とも大阪リゾート&スポーツ専門学校でアスリートのコンディショニングを勉強し「アスレチックトレーナー」という資格を取得しています。卒業後は整形外科やスポーツチームで働く人が多いそうですが、全国的にも珍しい自治体の取り組みに興味があり、応募したとのことです。
主な活動内容としては、美馬市が徳島ヴォルティスとの連携事業である「美馬市版SIBヴォルティスコンディショニングプログラム」の運営スタッフとしての活動と、美馬市民向けのストレッチ教室や姿勢矯正の教室等を行っているとのことです。
このヴォルティスコンディショニングプログラムとは、徳島ヴォルティスのチームトレーナーがアスリート向けに開発したトレーニングメニューの一部を一般の方向けにレクチャーし運動習慣の改善を図ることで、健康状態の身体機能の改善状況をアンケートや姿勢調査を行い分析する一貫したプログラムになっているとのことです。
その中で二人は、会場の運営や参加者へのレクチャー、その後の経過に関するフォローアップを行っているということす。
佐藤さんは「コロナウイスの影響で集合トレーニングが中止になったり、開催してもなるべく接触しないようにレクチャーするのは難しかったです。」と話します。
また、市民向けのストレッチ教室や姿勢矯正教室では二人が参加者の要望に合わせ、独自にメニューを開発してレクチャーしているとのこと。こちらもコロナウイルスの影響で、中止や延期が続いているそうですが、今後も脇町と美馬町の2か所で定期的に開催したいとのことです。
活動を始められてからの手ごたえを伺うと、新谷さんは「整骨院に毎週行っていたのに行かなくて良くなった。頭痛薬を飲まずに仕事できるようになった。といったうれしい声があるので、とてもやりがいを感じている。」と話します。
今後も美馬市民の健康増進のため、二人の活躍に期待したいです。
コンディショニングに興味を持った方は、ヴォルティスコンディショニングプログラムの自宅トレーニング解説動画がYouTubeで公開されているので、ぜひ動画を見ながら実践してみて下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=D6pDfPuweF4&list=PL42S8cEBSVwQBaov5_mDP6WXC8KtoRZ2H