まわりはアニメだらけ！マチアソビ最高！～中原永里加編～

ゴールデンウィークも終盤に差し掛かった５月６日。普段は学生や会社員、買い物客などが行き交う東新町商店街だが、この日はコスプレイヤーや観光客、ファミリー層など老若男女問わず大勢の人々で賑わっていた。

２０２３年5月6日（土）・７日（日）の２日間、徳島のアニメの祭典「マチ★アソビ Vol.２６」が行われた。徳島市の中心部が特に勢いづくこのイベントを、徳島県内外問わず多くの人に広めたいと思い、今回マチ★アソビの取材に参加した。

マチ★アソビは、徳島駅前のアミコドームから東新町1丁目商店街、両国橋、眉山山頂まで徳島市の中心部一体で開催された。この日、私たちが訪れたのは東新町商店街・新町川水際公園・アミコドームの3カ所だ。どの場所も、たくさんのお店・来場者・コスプレイヤーたちで溢れかえっていた。

私はこのイベントで、
①好きなアニメのキャラクターのコスプレイヤーたち
②橋の下美術館
が、印象に残っている。

私はもともとアニメ好きで、最近はHuluで『ぼっち・ざ・ろっく！』というアニメを見ている。内向的な主人公がとあるきっかけでバンドに所属し、バンドメンバーと関わるなかで成長していく物語である。作中のバンド曲も毎日聴くほどハマっている。そんな大好きなアニメのキャラクターに扮したコスプレイヤーを、新町川水際公園で発見したときは驚きと嬉しさでいっぱいになった。その人たちの姿を写真に収めるべく近づいてみると、撮影待ちの長蛇の列ができていた。かなりの人気の高さがうかがえる…！「私も記念の１枚を撮ろう！」と意気込み列に並んだが、時間の都合もあり泣く泣く断念する結果に。次の機会には、必ずリベンジをしたい。

コスプレイヤーの集まりから抜け出し、次は橋の下美術館へ。幸いクルーズ船は、ちょうど人の波が途絶えたところで、約10分程度の待ち時間で乗ることができた。川から吹く風を全身で浴びてとても心地よかった。橋に近づくと船は減速し、ちょうど橋の真下をくぐり抜ける時に上を向いてみると、１枚の巨大なポスターが視界いっぱいに広がってくる。クルーズ船では橋ごとに各アニメの主題歌で盛り上げる演出まであり、Fateシリーズや鬼滅の刃など、人気アニメの巨大ポスターをBGMとともに楽しむことができた。

徳島をアニメの世界観一色に染めるマチ★アソビは、アニメ好きには特にたまらない最高のイベントだ。地元徳島で、普段はなかなか会うことができないアニメの制作者・声優・コスプレイヤーに直接会うことができ、本当に楽しかった。次回秋に開催された際には、ぜひ友達を誘って遊びにきたい。アニメやコスプレ好きな方、現在県外にいるという方も、ぜマチ★アソビを訪れてみてください！