「とくしま若者回帰アンバサダー」とは?
徳島県では、若者の県外流出を抑え、UIターンを促進するために「とくしま若者回帰アンバサダー」(以下、アンバサダー)事業を実施しています。
この取り組みでは、徳島にゆかりのある若者をアンバサダーに任命し、若者目線で徳島の魅力を発見・発信してもらうことを目的としています。観光や文化だけでなく、暮らしや挑戦のリアルな声を届けることで、同世代の心に「徳島って面白い」「住んでみたい」と自然に響く情報発信を目指しています。
委嘱状交付 — 新しい仲間が加わりました
2026年8月18日、徳島県庁にて令和8年度の委嘱式が行われ、新たな仲間を迎えて今年度の活動がスタートしました。
今年度新たに加わるアンバサダーを代表して1名が、後藤田知事から直接委嘱状を受け取りました。
この日会場に集まったのは、新たに加わる4人と、活動を継続する9人のアンバサダー。少し緊張した面持ちで委嘱状を受け取る新メンバーに、会場からは温かい拍手が送られました。
一人ひとりが語った、この1年の抱負
続いて、アンバサダー全員が昨年度の振り返りと今年度の抱負を発表しました。
新しく加わったメンバーからは、
「写真や動画、文章など、SNSでの発信を県内外の人に向けて、自身の目で感じた徳島のリアルな魅力発信を行いたい」「多くの人を巻き込み、多様な「つながり」や「関わり」を形成する徳島づくりをアンバサダーとして追求していきたい」「自分の足で県内各地を回り、自分の目で見て、聞いて、感じたことを伝えたい」「一度県外に出てしまった若者が「また徳島に戻ってきたい」と思えるようなきっかけを作る企画を立ち上げたい」といった意気込みが示されました。
継続メンバーからは、活動を通じて見つけた具体的な視点が語られました。
なかでも印象的だったのは、西部の地域イベント「イチフェス」に参加したメンバーの話でした。イベントそのものよりも、帰り道に見かけた、カーブミラーがいくつも連なって立っている光景が忘れられなかったといいます。「地元の人にとっては当たり前の日常でも、外から来た自分にはものすごく魅力的に映った。そういう面白いところを、これから発信していきたい」。
この言葉には、事業が大切にしている「若者目線」が色濃く反映されていました。
知事と語り合った、徳島のこれから
最後は、後藤田知事を交えたフリートークの時間です。
移住者は3年連続で3,000人を突破し、直近では過去最高の3,360人。そのうち67%が30代以下だとおっしゃっていました。
「無理に徳島を宣伝してとか、好きになってと言うつもりはない。自分で感じてもらいたい」
そう話す知事が繰り返し強調されたのは、若い世代の発想への期待でした。観光やイベント、物産といった分野では、経験値よりも新しい感覚のほうが強い——。前例にとらわれない発想を求めているとおっしゃっていました。
締めくくりに挙げられたのは「セレンディピティ」という言葉。予想外の出会いが化学反応を起こし、そこから新しいものが生まれるという考え方です。アンバサダー同士、そして地域の人々との間にその化学反応が起きることを期待している、という言葉で会は結ばれました。
これからの活動に乞うご期待!
令和8年度のアンバサダー活動が本格的に動き出します。
今年度は、関西で開催する対面イベントをはじめ、県内企業やスポーツ施設への取材を予定しています。県内から、そして県外から。それぞれの場所にいる若者が、それぞれの目線で見つけた徳島を届けていきます。
「徳島って、面白いかも」——そう感じてもらえる発信を目指して。引き続き、アンバサダーの活動を応援よろしくお願いいたします!




