移住者インタビュー

Interview

Iターン仕事徳島市

徳島にホームアリーナを作りたい! 広報として、県内初のプロバスケチームを全力サポート

会社員(株式会社がんばろう徳島)
飯田乃彩さん

2023年にBリーグへの参入を果たした、徳島初の男子プロバスケットボールクラブ「徳島ガンバロウズ」。クラブを運営する「株式会社がんばろう徳島」で広報を務める飯田さんは、同社への就職をきっかけに埼玉県から移住しました。

学生時代にプロ野球やJリーグの熱気あふれる試合に触れ、スポーツに魅了された飯田さん。東京都内の専門学校を卒業後、テレビ番組の制作会社に就職。競馬やボートレース、サッカーなどの試合中継で、画面に表示されるCGテロップの送出を担当していました。

しかし、ハードな働き方で体調を崩してしまい、転職を考えるように。大好きなスポーツと、新たに興味が湧いた広報を軸に求人を探すなかで出会ったのが現職でした。

未経験ながら熱意が伝わり、無事に入社が決定。「内定は嬉しかったけれど、地元から遠く離れた地で、しかも初めての一人暮らし。正直不安だったので支援制度を探していて、そこで徳島市移住交流支援センターの存在を知りました。いろいろと相談するなかで『よかったら一度徳島に来てみませんか?』と声をかけていただいたんです」。

1泊2日で徳島市を訪れ、センターが提供する移住オーダーメイド型ツアーに参加。スタッフの案内で勤務先の周辺や居住エリアを巡り、アドバイスと実際の印象を参考に住まいを決めました。

 

移住相談やツアーを経て、2023年9月に移住。「最初は街を歩いている人の少なさに驚きましたが、騒がしくない落ち着いた雰囲気は、田んぼや畑が多い場所で育った私に合っていて過ごしやすいです。今住んでいるところは駅に近く、生活に必要なお店や施設も一通りそろっているので不便はありません」。

移住から1年が過ぎ、ライフスタイルにも変化が。「以前はどちらかというとインドア派だったのですが、車の運転に慣れてきてからはアウトドア派に。休日は鳴門市や県南までドライブを楽しんでいます。それから、スーパーに並んでいる食材がどれも安くて美味しいので、
あれもこれも…と買っているうちに料理が好きになりました。ドライブの途中で道の駅に寄って、新しい食材や調味料を開拓するのも楽しいんです」。

週の大半は、徳島ガンバロウズの広報として奮闘中。クラブのSNSやニュースリリースの更新といった情報発信を中心に、メディア対応やイベント企画など、幅広い業務を通じてクラブを支えます。

「SNSでいただく温かいコメントやメッセージ、試合会場でブースター(ファン)の方から直接かけていただく『いつも更新を楽しみにしているよ』という言葉が、すごく励みになっています」。

一番の目標は、徳島ガンバロウズ専用のホームアリーナを建てること。「このために徳島に来たようなもの。より多くの人にクラブの魅力を届けて、試合に足を運んでもらうことが広報としての使命です。2年目は勝負の年! いろんな方法でアプローチできるように頑張ります」。

【おすすめスポット】
鳴門市のカフェ「フレンチモンスター 瀬戸内フードアート」。四方見(よもみ)展望台に隣接していて、ウチノ海の絶景を一望できます。カヌレやプリン、スフレケーキなど 地元の素材を使ったスイーツはどれも絶品です!

【メッセージ、アドバイス】
移住を考える人に向けての制度が充実している徳島県。わからないことや悩みがあったら、まずは各自治体の移住相談窓口に問い合わせてみることをおすすめします。親身になってサポートしてもらえますよ。

【1日のスケジュール】