看護師(むつみホスピタル)
石神怜加さん
徳島市の医療法人、むつみホスピタルに看護師として勤める石神さん。高校までは愛知県で過ごし、岐阜県の看護専門学校に進学。卒業後は専門学校と同じ市内の病院に就職しました。
徳島県との縁が生まれたのは、友人の紹介で徳島県出身・在住のパートナーと出会ったことがきっかけ。数カ月に一度、岐阜県から徳島県へと通うようになりました。「訪れてみて受けたのは、町がすごくきれいで明るいな、という印象。空が開けていて、暮らしている人の雰囲気もあったかい。ここに住むことをイメージしたときに、不自由な感じがしなかったんです」
自然な流れで徳島県への移住を決意。1年ほどかけて着実に準備を進めました。住居は、土地勘があるパートナーが主導して徳島市内の賃貸物件を契約。仕事は、看護師専門の転職エージェントを使って探しました。
準備と並行して、徳島県への移住を検討する人が対象の「とくしまで住み隊」会員に登録。「徳島移住サポート企業」に登録している店舗や施設で会員証を提示するとお得なサービスを受けられる制度で、移住後も活用しているそうです。
参考:https://iju.pref.tokushima.lg.jp/iju-shien/support/
2021年に移住し、むつみホスピタルでの勤務をスタートしました。以前から関心があった精神科があること、そして2019年に竣工した新棟の美しさとスタッフの温かい雰囲気に惹かれて選んだ職場。スーパー救急病棟、訪問看護ステーションを経て、現在は慢性期病棟を担当し、長期療養が必要な患者さんのサポートを行っています。
他部署の先輩社員がメンターとなる「ANEgo制度」や、趣味でつながるコミュニティ活動「MUTSUMIクラブ制度」といった社内制度が充実している同院。中途入社の石神さんもスムーズに馴染めたといいます。
休日の楽しみは、愛犬と一緒に県内各地のマルシェイベントに行くこと。「うちの子はゴールデンレトリバー。大きくて目を惹くので、いろんな人に覚えてもらえるんです。出店者さんと顔見知りになったり、ワン友が増えたり。新しいつながりがたくさんできました」。
石神さんが暮らす徳島市は、多くの河川が流れ、吉野川の河口も擁する"水都"。自然との距離が近くなったことをきっかけに、釣りやSUP(スタンドアップパドルボード)を始めました。休日だけでなく、平日の仕事終わりに夜釣りへと出かけることもあるそう。市街地にいながらウォーターアクティビティを楽しめる、水都ならではの恵みを存分に享受しています。
「徳島に来てから『いい一日だったな』と思うことが増えました」と石神さん。「職場でもプライベートでも人と関わる機会が格段に増えて、自分自身、徳島に来る前よりも成長できた気がします。温かいまちでいろんな方に育ててもらっているな、と感じますね」。
【おすすめスポット】
小松島市の「cafe / shop MINATOHE」。マルシェに出店されていたときに出会い、店舗に通うようになりました。一番の魅力は、マスターの温かい人柄。他の作り手さんとのコラボも毎回楽しみにしています!
【メッセージ、アドバイス】
何を食べても美味しい徳島県。なかでも魚と鶏肉のクオリティにはびっくり! おかげで体重が増えてしまって戻らないのが悩みです……。でも、思いつく悩みは本当にそれぐらい。楽しいことがたくさん待っていますよ!
【1日のスケジュール】