ワカモノが見る徳島

AWAIRO

『トクシマウェルカムセンター』へ取材に行ってきました!~やべ編~

2022.10.13

これまでアミコビル地下1階にあった「徳島市広域観光案内ステーション」と「徳島市移住交流支援センター」が2022年7月31日、アミコ東館1階に移転。「Tokushima Welcome Center(トクシマウェルカムセンター)」として、とくしまの観光、移住に関する情報発信を行っています。

「徳島市移住交流支援センター」では、移住コーディネーターが相談者のライフスタイルにあった地域探しのサポートを行っています。お話を伺った移住者担当の新田さんは、「徳島市はとても住みやすい街」といいます。「小学校から大学まで、教育機関がすべて揃っており、近くには海や山などがあるため、市の中心部にいても自然を感じることができる」と利便性を確保しつつ、田舎暮らしも楽しめる街とPRします。
また「とくしまジョブステーション」と連携し、仕事探しのアドバイスも行っていて、最近はテレワークが普及し、「本社に出勤しなくてもリモートで仕事ができるから」と在宅ワークが可能になったことを機に徳島にUターンする移住者も増えているそうです。
移住後のフォローも充実していて、移住者同士の交流会を開いて移住してきた人たちとのつながりを作り、定住に向けたサポートも行っています。センターは1月1日以外はオープンしていて、土日など社会人が休みの日に相談に来やすいよう配慮されています。

「徳島市広域観光案内ステーション」は観光に関わる問い合わせだけでなく、「トイレはどこ?」、「ホテルのチェックインができない」など旅行者のよろず相談に丁寧に対応しています。時には予想外な質問をされることもあるそうで、中でもお遍路さんは、ちょっとした質問をきっかけにお遍路を回る理由など、その人の人生に話が及ぶことも。
観光担当の村上さんと佐々木さんによると、スタッフは県外出身もいて“よそ者目線”と“地元目線”の両方で徳島の魅力を伝えることができるのが強みといいます。「徳島には良いところ、面白いところがたくさんある」と、まずは自分たちが徳島を楽しんで魅力を伝えようと、今はゲームアプリ『駅メモ!』※にも挑戦中なんだとか。「大変なことも多いのですが、毎日変わったことが起きるため、勉強になり、とても楽しい」と明るく話されていました。

移住と観光、両方の仕事に共通しているのは「コミュニケーション能力、中でも質問力が大事」という皆さん。質問が正しくないと相手が欲していることを正確に引き出すことができず、相談事を解決できなかったり、ニーズに即した提案ができないといいます。「たくさんの人が訪れ、様々なことを見聞きすることで、経験を積むことができる」とおっしゃっていました。

「Tokushima Welcome Center(トクシマウェルカムセンター)」で働いている方々は、徳島愛を持ちながら、仕事にやりがいを感じている様子が取材を通して伝わってきました。皆さんの明るい人柄のおかげで、初めての取材でとても緊張していましたが、スムーズにお話をすることができました。 観光や移住で徳島を初めて知る人にとって“徳島の顔”。徳島に来たからには楽しんでほしい、良い思い出を残してほしいという思いが、県内外の人はもちろん、海外の方たちも魅了し、ひき寄せるのだと思いました。

この取材を通して、徳島の良いところをもっとたくさん見ていきたいという気持ちが芽生えました。
これからも『とくしま若者回帰アンバサダー』の活動を通して、もっと徳島のことを知り、情報発信していきたいと思います!

 

※『駅メモ!』は、株式会社モバイルファクトリーが配信している位置情報連動型ゲーム。そのゲームのキャラクター「徳島ると」が徳島市わくわくアンバサダーに就任したことを記念して、現在、徳島では市内の鉄道駅および沿線の観光スポットをめぐるデジタルスタンプラリーイベント『徳島市×駅メモ!&アワメモ!コラボデジタルスタンプラリー~「徳島ると」と巡る!阿波踊り発祥の地~』を2022年8月11日から2023年3月12日まで実施中。このゲームは、ゲーム内で指定された対象駅または対象スポットにチェックイン(位置登録)をし、ミッションを達成することでゲーム内のアイテムを獲得できるというものになっており、1人でも複数人でも遊べるゲームです。

投稿者:矢部

2001年徳島県生まれ。徳島文理大学在籍。
自分も知らない徳島の魅力が必ずあるはずなので、そのような魅力を学ぶとともに、県内外の若者に伝えていきたいです。

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