「とくしま若者回帰アンバサダー」とは?
徳島県では、若者の県外流出を抑え、UIJターンを促進するために「とくしま若者回帰アンバサダー」(以下、アンバサダー)事業を実施しています。
この取り組みでは、徳島にゆかりのある若者をアンバサダーに任命し、若者目線で徳島の魅力を発見・発信してもらうことを目的としています。観光や文化だけでなく、暮らしや挑戦のリアルな声を届けることで、同世代の心に「徳島って面白い」「住んでみたい」と自然に響く情報発信を目指しています。
和やかなムードに包まれた委嘱式
2025年8月7日、徳島県庁にて、新規アンバサダー16人が任命される委嘱式が行われました。式は終始和やかで明るく、笑い声が絶えない活気あふれる雰囲気に包まれていました。
会場には緊張感もありましたが、後藤田知事や参加者の自然な笑顔が場を和ませ、まさに「若者と徳島がつながる瞬間」を感じられる素敵な場となりました。

名刺交換での対話
式の冒頭では、後藤田知事がアンバサダー一人ひとりと名刺交換を行いました。
ここでは形式にとらわれず、これまでの活動や今後の挑戦についてカジュアルに会話を交わしました。
知事がアンバサダーの話をじっくり聞き、励ましや応援の言葉をかける姿は印象的で、参加者も自然と笑顔に。
「知事と聞いて緊張していたのに、とても親しみやすく緊張がほぐれた」と知事のお人柄に感動するアンバサダーも多かったようです。

知事から若者たちへ、熱いメッセージ
名刺交換に続き、後藤田知事から徳島県の魅力と未来についてのメッセージがありました。
「徳島は『なんもない』なんて言われがちだけど、実はポテンシャルにあふれている。これからは“伝える”じゃなく、“伝わる”発信をしてほしい」と熱く語りました。
また、「若者には県外や海外で学んだことを徳島に還元してほしい。その経験が徳島をさらに良くする」と呼びかけ、アンバサダーたちは真剣な表情で耳を傾けていました。

委嘱状授与と想いの共有
委嘱式のハイライトは、新規アンバサダー代表が後藤田知事から直接委嘱状を受け取る場面。
受け取ったアンバサダーは「徳島の魅力を発信して、より良い未来をつくりたい」と力強く宣言。
会場には温かい拍手が広がり、式の雰囲気をさらに明るくしました。
他のアンバサダーも自分の目標や挑戦を語り合い、互いに刺激を受ける場面が多く見られました。

徳島活性化に向けた熱い議論
委嘱状授与後は、アンバサダー全員と後藤田知事による意見交換の時間。
廃校を活用したイベントを企画している人、二次交通の課題に挑む人、学生を集めた地域活性イベントを手がける人などなど、熱い想いをもって活動するアンバサダーの挑戦が次々に飛び出しました。
知事から協力できることや実現のためのアドバイスなどご意見をいただき、議論は白熱。参加者同士の交流も深まり、今後の活動につながる貴重な時間となりました。

「アンバサダーポーズ」で記念撮影!
最後は全員で集合写真。今年度新規アンバサダーが考案した「アンバサダーポーズ」で元気いっぱいに記念撮影をしました。
笑顔とエネルギーにあふれる一枚は、これからの活動の象徴となる写真になりました。

これからの活動に乞うご期待!
今回、新たに仲間入りした16人のアンバサダーたち。徳島を愛する心と挑戦する思いを胸に、地域の魅力を発信していきます。
県内外の若者に「徳島って面白い」と感じてもらえるよう、徳島の魅力を調査・発信していく予定です。
引き続き、アンバサダーの活動を温かく応援よろしくお願いいたします!