日本で最も有名な祭りのうちのひとつ、阿波おどり。
毎年お盆になると、8月12日から15日までの4日間、徳島市の中心部には、10万人の踊り子が街を賑わせ、100万人を超える観光客が訪れます。
この徳島の宝である阿波おどりを子や孫の世代、さらにその先の未来につないでいくとともに、市民による市民のための持続可能な阿波おどりを実現するために、「阿波おどり未来へつなぐ実行委員会」が今年4月に設立されました。
400年以上の歴史がある阿波おどりもコロナ禍の影響を避けられず、今夏は規模を縮小しての開催となりますが、実行委員長の寺内カツコさんは「コロナ禍を経て、気分的に新しいものをつくろうという思い、この実行委員会は立ち上がりました。
世界のどこにも負けない楽しい祭り、それが阿波おどりです。
祭りの多くは“観るもの”ですが、踊りたい人が“参加できる”というところは、阿波おどりの魅力。
コロナ対策を徹底して、『踊ってよかった』『観てよかった』『こんな楽しいものはない』とみなさんに楽しんでいただけることを一番に、制限のある中でも全力で取り組んでいきたいと考えています」と話します。
徳島出身の私は小さいころから阿波おどりを観てきました。
高校生となった今、私も「阿波おどり未来へつなぐ実行委員会」の委員として参加し、阿波おどりを運営する側に立って活動しています。寺内実行委員長の阿波おどりにかける思いを直接聞くことができて、阿波おどりを盛り上げる一員として、来てくれたお客さんに来てよかったという思い出を作ってもらえるように、これからも精一杯頑張ろうと思いました。
今年の阿波おどり、みなさん楽しみにしていてください!
2005年生まれ、県立城東高校在籍、徳島市出身のしゅんすけです。
同級生は「将来は横浜に住みたい。」「東京で就職したい。」「田舎は嫌い。」と言います。横浜や東京にはない、田舎ならではの徳島の価値を見つけて発信することができるよう、精一杯頑張ります。よろしくお願いします。