今回取材したのは、「徳島木のおもちゃ美術館」! あすたむらんど徳島内にある体感型木育ミュージアムです。統括マネージャーである松葉洋さんにお話を伺い、その後、館内を案内していただきました!
松葉さんによると、徳島木のおもちゃ美術館は、全国で唯一の「県立」のおもちゃ美術館なんだとか。
徳島の豊かな自然や伝統文化と遊びが融合した体感型木育ミュージアムで、使用されている木材のうち約9割が徳島スギとのこと。木の良さや魅力だけでなく、阿波人形浄瑠璃や遊山箱といった木にまつわる徳島県の文化も伝える施設となっています。例えば、遊山箱に布製のおもちゃの巻き寿司やお料理を詰めたり、1日3回稼働する(10:30~、12:30~、14:30~)からくり「阿波人形浄瑠璃」を観たりできますよ!
ただ、「小さな子どもや家族連れが多いイメージだけど、高校生や大学生でも楽しめるのかな?」。そんな疑問を持っている方もいると思います。そこで松葉さんおすすめのスポットを、私の感想とともに2か所紹介します!
1か所目は、「グッド・トイひろば」。ここは、全国のおもちゃコンサルタント約2000名が選んだ「グッド・トイ」が並ぶエリアです。初めて見るおもちゃばかりで、とてもワクワクします! 遊び方が分からないときはおもちゃ学芸員さんが教えてくれるので、安心です。
2か所目は、「うだつのまち」。ここには、スペースごとに異なるおもちゃが置かれていて、けん玉やコマといった昔ながらの遊びを楽しむこともできますよ! あまり得意じゃない人もおもちゃ学芸員さんにコツを教えてもらって、チャレンジしてみてくださいね。
今回の取材で徳島木のおもちゃ美術館に込められた想いを知り、徳島県産材をふんだんに使ってデザインされた内装やおもちゃ、細かなこだわりや心配りをたくさん発見することができました。松葉さんは今後、四国内のおもちゃ美術館と一緒に合同イベントを開催したいそう。実現を期待しています! 1日中遊んでいられるほど、いろいろな楽しみ方ができる徳島木のおもちゃ美術館、この夏はぜひご家族やお友だちと訪れてみてください!
【徳島木のおもちゃ美術館】
○入館料 一般:800円、小中学生:300円、小学生未満は無料
※各種割引・クーポンについては公式ホームページをご覧ください
○休館日 水曜日
○開館時間 9:30~16:30(7~8月は9:30~17:00)
2002年生まれ、徳島県出身。
趣味は散歩。活動を通して徳島の魅力を発見し、発信していきたいと思っています。