ワカモノが見る徳島

AWAIRO

&TOKUSHIMA〜私らしさと徳島〜 第4弾!大塚未希さんにインタビュー

2024.12.17

こんにちは!

龍谷大学1年 初崎司馬(はつざき かずま)です!

今回は、2児のママとして働きながらも、一時託児サービス「どーなっつケア」代表兼手形アート教室「Michita」代表として幅広くご活躍されている大塚未希さんにインタビューをさせていただきました!

Iターンの経緯

大塚さんは大阪で生まれ育ち、幼稚園教諭として大阪で働いていました。結婚・出産をし、半年の時を経て、夫のUターンを機に徳島へIターンされました。

徳島での移住生活

徳島に移住して大変だったことは「交通手段」と「ママ友づくり」の2つです。

大阪では電車を使っての交通が主だったので移住当初は車の運転に慣れなかったそうです。今では車で移動する生活に慣れ、周囲に気を遣わなくてよく、子供と過ごせる良い時間だと仰っていました。

ママ友作りに関しては、赤ちゃん先生プロジェクト(赤ちゃんを連れて小・中学校を訪れ、妊娠出産について話すなど)を機に、徳島のことをよく知っているママ友達や相談相手ができて不安が解消されたそうです。ママ友達ができたことによって、ネット上にはない情報が得られ徳島での子育てがよりしやすくなったと伺いました。

徳島での子育ての良さ

徳島の大きな魅力は自然の豊かさが挙げられます。大阪だと自然が身近にあまりなく、高層ビルが立ち並んでいるので日当たりの時間も短いため、生活の中で自然を感じる時間をあまりとれなかったそうです。それに対して徳島は日当たりも抜群で空がとても広く見え心にゆとりができると仰っていました。また、自然が身の回りにあるので映えスポットが常に存在し、子供の写真を撮るのにうってつけだと語ってくれました。その点がとても魅力的で、大阪時代の友人にも良く羨ましがられるそうです。

起業のきっかけ

一時託児サービスでの起業のきっかけは、Iターンしてきた当時に助けて頂いたファミリーサポートへの恩返しが大きかったそうです。自分も地域の方々に助けられたからこそ、助けられる立場になりたかったと伺いました。また、保育士としての資格を生かすこともでき、子供の成長を見届けることが自分の大きなやりがいであるとお話いただきました。

手形アート教室は、もともと手形アートを作るのが好きで、赤ちゃん先生プロジェクトのイベントをきっかけに始めたといいます。幼い子供が楽しむことができるだけでなく、もの作りが得意ではないママの助けにもなっています。手形アートは部屋に飾ることができ、幼い子供とお母さんにとってかけがえのない思い出として残るのが嬉しいそうです。

大塚さんの展望・メッセージ

大塚さんから「より一層自分が託児サービスの入口(託児サービスの第1歩)になりたい」と熱い思いを頂きました。加えて、ママたちが預けやすい環境作りや子供たちにとってもより良く過ごしてもらえるように尽力したいと仰っていました。そして、託児を通して潜在保育士(保育士の資格を持っていても、保育士として働いていない人)が復帰しやすい環境を設けたいと伺いました。

「徳島にきて『徳島は何も無い』と耳にすることがあるけど、そうじゃない。Iターンだからこそ分かる徳島ならではの良さがある。」とメッセージを頂きました。

さらに、子育てに困っている方や不安を抱えている方には「助けて欲しいを言うこと」が大切だとも伺いました。「子育て支援センターに行ってみるのもオススメだよ~!」と明るく頂きました。

まとめ

大塚さんは終始明るい笑顔で質問にお答えしていただき、子育てにおける大切なことをお教えしてくださいました。

徳島をIターンという形で訪れ、2児のママとして育児を頑張りながらも、大塚さんの素晴らしい社交性や体験談を生かして女性起業家として活躍されていることがわかりました。

大塚さんへの取材を通して都会にはない、徳島ならではの密接感や地域の方のサポートが存在することを知り、徳島の魅力を再認識することができました。

徳島での子育ては、自然と触れ合う機会が多いのでのんびり子どもに成長してもらえるのではと感じました。

健やかにのびのびと子供の成長を見届けたい方は徳島での子育てを考えてみてください!

投稿者:初崎 司馬