徳島ヴォルティスのホームスタジアム、『鳴門ポカリスエットスタジアム』。
9月14日(水)はファジアーノ岡山との対戦で、19時キックオフのナイトゲームということもあり、仕事帰りのサポーターなど会場は大賑わい。徳島ヴォルティスの屋台村はグルメ屋台が多いのも特徴で、徳島県産米粉を使用した茶茶家のチュロスや定番の徳島ラーメンなどが立ち並び、お祭りのような賑やかな光景にワクワクが止まらない。サッカーボールで的当てに挑戦できるヴォルティスプレイパークもあり、小さな子どももたくさんいた。
取材に対応いただいたのは、徳島ヴォルティス社員の高見さん。「お客さんの楽しむ姿、喜ぶ姿を直接見られることや、試合で勝利した時の喜びを共有できることにとてもやりがいを感じます」とイキイキ話す姿がとても印象的だ。自身もサッカーが大好きで今でも社会人フットサルに参加しているのだとか。
ホーム戦は社員以外にボランティアのサポートスタッフにも支えられていて、活動し始めたきっかけを聞くと、徳島ヴォルティスが大好きな人はもちろん、中には、「あまり知らなかった」という人もいた。
総合案内でサポートスタッフとして活動している中西さんもその1人。「徳島ヴォルティスについて詳しく知らなかったので、1回で終わりにしようと思っていたけど、素敵なスタッフさんとの出会い、ボランティアを続けて今年で7年目です」という。サポートスタッフはやりがいがあり、仕事の気分転換になっているのだとか。
サポートスタッフは試合の前半か後半どちらかの試合を見ることができるため、中西さんも今ではすっかりヴォルティスファンになったそう。
大学1年生の廣田さんは、お客さんとしてヴォルティスに足を運ぶ中で、自身も裏方としてヴォルティスのお手伝いをしたいと思うようになったそう。
再入場券の受け渡しなどをしている、佐々木さん。「お客さんが一斉に来ることが多いので大変ですが、お客さんからのありがとうのひとことが励みになっている」
Jリーグへの参入当初からヴォルティスを支える大久保さん。
「サポートスタッフに専念するために60歳で経営していた会社をたたみ、今は個人の会社をいとなんでいる。長い間ヴォルティスを見守ってきたからこそ、たくさんの試合の思い出がある。」
サポートスタッフさんに取材をする中で、大変なこととしてよく挙げられたのが、「ごみの分別」についてだ。お客さんが楽しく試合観戦できているのは、サポートスタッフさんの支えがあるからだと感じた。だからこそ、ごみの分別といったマナーを守り、お客さんと運営さん、会場を利用するすべての人の力で、より素敵な会場になってほしいと思った。
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