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とくしま企業の魅力PR【HIROKA】さんを取材してきました! ①若手社員編

2025.01.23

こんにちは!

徳島大学3年の 高延 風季(こうのべ ふうき)です。

とくしま企業の魅力PRとは?

徳島で住み続けたい・徳島へ移住したいと思ってもできない理由としてよく挙げられるのは、「仕事」の悩みです。

「自分自身のスキルを活かしたい」「柔軟な働き方をしたい」「自由に自分のしたいことに挑戦したい」、そう思っても良い働き場所を見つけることができないと困る人が多いです。

そこで、今年度の「とくしま若者回帰」飛躍プロジェクトでは、若者回帰アンバサダーが徳島県内の企業を訪問し、「働きやすさ」や「働きがい」について直接取材して、徳島の企業の魅力を発信します!

「HIROKA」さんを取材してきました!

今回は、東京に本社を置きながら、鳴門市に開発拠点を置く株式会社「HIROKA(ヒロカ)」に高延と奥野が取材に行ってきました。

同社のメイン事業はシステム開発や情報システムの支援。

ただし、売り切り型でソフトウェアを提供するだけでなく、現場に溶け込み、“一社員” としてその企業が抱えている真の課題を見つけ出し、常駐先から見た理想的なソリューションを提供しています。これまで、釣り糸で世界的なシェアを誇る『株式会社ワイ・ジー・ケー(YGK)』のシステム開発や、スポーツイベントの計測システム、スマートフォンアプリ開発などを多数手がけており、現在も多くのパートナー企業として支援を続けています。

平均年齢30代前半の若いスタッフを中心に約30名のスタッフが在籍するHIROKAでは、Uターンはもちろん、20 代若手の地元採用を積極的に進めながら、最新のオンライン講座を積極的に導入し、基礎力向上・スキル向上に積極的に投資をしており、一番脂が乗る30 代を中心に、会社を引っ張っていくような人材を現場での実践を踏まえながら育てる体制を組んでいます。

本日は、HIROKAで活躍する若手社員3名の方、そしてUターン移住された方のお話を、徳島若者回帰アンバサダーの高延と奥野がお伺いしてきました。とても濃い内容となっているため、記事を「若手社員編(高延担当)」と「Uターン移住された社員編(奥野担当)」に分けてお届けします。

▲左から、鴻野翼さん、砂川真哉さん、山下爽さん

Q.普段どのような業務をされていますか?働きがいを感じる瞬間も教えてください。

鴻野翼さん(25歳 2022年8月入社(約2年)):

「もともとは、データ入力のアルバイトからスタートしたんですが、自由で働きやすい環境だなと思い、正社員として入社しました。現在は、情報システム支援チームインフラエンジニアとして、お客様の会社に直接伺って、ネットワーク周りの設定・機器設定(プリンターが動かない場合の環境設定等)のネットワーク環境を導入するサポートなどを行っています。社内のインフラについてもサポートをすることもあり、便利になったと言っていただけたり、上司がいない時に一人で問題解決できたりすると、成長したなって感じて嬉しくなりますね。」

砂川真哉さん(24歳 2023年3月入社 約1年8カ月):

「新卒として入社をし、アプリケーション開発・バックエンド・データベースの開発、クラウドサービスを活用したアプリケーションの開発を行う、開発チームに所属しています。バックエンドでのお仕事なので、お客様からは見えない領域ではありますが、縁の下の力持ちとして働き甲斐を感じています。HIROKAでは、色んな課題に挑戦させてくれる環境があり、トライする段階では知識不足でスタートすることがありますが、できないことができるようになる。知識やノウハウを自分で調達することで新しい挑戦をさらにできることに、働き甲斐を感じますし、上手くできた時は嬉しいですね!」

山下爽さん(28歳・2024年8月入社 約3カ月):

「私も開発チームに所属していますが、システム開発の要件定義・デザイン・ワイヤーフレーム・デザインカンプ・UI/UX(ユーザーの画面遷移の提案等)をしています。実は、前職は保育士を6年していて、ゲームにはまったりコーダーが友達にいたこともあり、HIROKAとの偶然の出会いから、新しい環境で挑戦したいという気持ちと、会社の環境や働いている人たちの雰囲気がいいなと思い入社をしました。まだまだ勉強中ですが提案を喜んでもらえると感動がありますね。」

Q.IT会社と聞くとハードな環境を想像しているんですが普段どのように過ごしていますか?

鴻野さん

「HIROKAは柔軟な働き方を採用しているので、だいたい10時出勤で19時終業になりますね。私は、徳島市から汽車通勤なので、8時起きで20時には帰宅して、趣味のゲームに没頭しています。朝が弱いので助かっています。」

砂川さん

「私は、鳴門市在住なので、通勤時間以外は同じ感じですね。少し話がそれますが、アットホームな会社ではありますね。例えば地元で「いす1グランプリ」というイベントがあって計測業務がメインで参加していたんですが、途中で、サブイベントである椅子の装飾コンテストに参加するようになり、完全に文化祭ノリで社員の人と本気で取り組んだりもしました。業務外でもやらされてる感がないし、社員が盛り上がりながら参加しているのがHIROKAの特徴なのかなって思います。」

山下さん

「イベントに出ていると会社の人が応援に来てくれて、一体感や、家族感を感じますね。強制されることはないので、みんな自由にしています。だから、おもしろいことが好きで、自分の好きな分野を楽しめているメンバーが集まっている印象はあります。会社の中にコーヒーコーナーがあってコミュニケーションをとりやすいようになっていたり、休憩室には、ゲームや漫画がおいてあって休憩中や退勤後に、みんなでゲーム大会をすることもあります。時には社員の子どもも社内交流イベントに参加することもあるので、全体的に家族ぐるみの付き合いになってますね(笑)」

▲昨年の「いす1グランプリ」の様子

▲コーヒーコーナーでのコミュニケーションの様子

▲社内交流イベントの様子

Q.自由でアットホームなイメージが伝わってきますね!仕事面での苦労やギャップはなかったですか?

鴻野さん

「時間の融通がききやすいし働きやすい雰囲気っていうのは変わらずですが、徳島県内ではHIROKAくらいなのかなって感じていますね。環境は用意してくれているので、後は自分で動画教材で学習したり、社内の知見を共有してもらって、数か月後にはOJT対応でひとつひとつなんとかしていくという感覚です。」

砂川さん

「就職マッチングイベントで出会ったんですが、最初に受けた印象は、とにかく働きやすい環境。入社して1カ月後には、部活を創らせてもらえるくらい風通しがいいです。疑問に思ったこともすぐに質問ができるコミュニケーションができる環境で心理的安全性の高いところで仕事をしているという感覚があります。でもチャレンジングな部分もあって、入社して2、3日でいきなり新しい仕事をすることもありました(笑)。トイレに人が入ったら知らせてくれるシステムや、部屋の温度室温をまとめて表示させるシステム等を作るんですが、完全な丸投げではなくサポートがあるのはありがたかったですね。なんとなく苦しみながら働くイメージをもっていただけに、HIROKAはいいギャップがありました。」

山下さん

「職業訓練校の卒業生が多く、PCを使い慣れてなくてもできるとは思います。システム会社はコミュニケーションがないイメージでしたけどHIROKAは周りに相談がしやすいし、コミュニケーションは活発で明るい雰囲気ですね。入社以降はステップバイステップで新しくできる領域を増やしているので、初心者に優しく、手厚いサポートを受けられていると思っています。お客様の情報や通常業務のノウハウをインプットする時間が相当必要で、キャッチアップにハードルがありましたが、分からないことは積極的に自ら聞くようにしています。」

Q.自由すぎて心配になるくらいですね(笑)。最後にHIROKAで実現したい将来のビジョンがあれば教えてください。

鴻野さん

「現職の知識をより一層深めていきたいですね。2人チームで、かつ上司が複数の業務をかけ持ちしている状態なので、一人で問題なく一連の業務をこなせる、自立した人材になるために、経験値を高めていきたいです!」

砂川さん

「クラウド系サービスの発達+AI関係の技術成長を追いかけて、使いこなせるようになりたくて、AI系のシステムにチャレンジしています。上手く使えるAIシステムを構築できれば会社にとってもプラスになるので、貢献できればと思っています。

山下さん

「社歴的にも一番下っ端で、まだまだ知識がない状態ですが、半年後には戦力になれるように勉強していきたいです。」

感想

今回HIROKAさんに取材させていただき、社員さんやそのご家族までもを”HIROKA”という一つの家族のように捉えている社風がとても魅力的でした。インタビューをさせていただいている際の社員さんの明るい表情がとても印象的で、それぞれの個性を尊重しながら会社として一つの目標に向かっていることを感じました。それが実現できている背景には、HIROKAさんの職場としての働きやすさや自由度の高さがあるのだと思います。

私自身も大学で情報系の勉強をしており、IT関係の職業にはとても興味がありました。そんな中、徳島で活躍しているIT企業のHIROKAさんへの取材は知見も広げることができ、とても勉強になりました!

HIROKAさんでは、3名の若手社員さんのほかに、Uターン経験のある2名の社員さんにも取材させていただきました。そちらの取材の様子は、「徳島の輝く企業PR事業 HIROKAさんに取材してきました!【②Uターン社員編】」の記事をご覧ください!

投稿者:高延 風季