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&TOKUSHIMA〜私らしさと徳島〜 第7弾!森本晴香さんにインタビュー

2025.01.10

初めまして!

とくしま若者回帰アンバサダーを務める鳴門教育大学1年の森彩純です。
徳島の人の温かさと、四季折々に移ろう自然の風景が好きです。
アンバサダーの活動を通して、徳島のありのままの様子を皆さんに発信していきたいと思います。

今回は、アナウンサーやナレーターなど、多方面で活躍されている株式会社 office SERENO代表 森本晴香さんにインタビュを行いました。森本さんの生まれは徳島で、新潟、広島、と様々な地域でお仕事を経験。そして様々な地域での活動を経て、2019年に徳島県へUターンされました。

Uターンのきっかけ

森本さんは愛媛県の南海放送でアナウンサーとして活躍されていたときに、ご縁があり徳島の方とご結婚されました。ご結婚を機に、南海放送を退社して徳島にUターンしたとのことです。 徳島にUターンして始めのころは、アナウンサーではなく専業主婦になろうと思っていた森本さん。しかし、「徳島に帰って来るなら、新しいコーナーを立ち上げるからやってくれん。」と、オファーを受け、フリーアナウンサー、さらには起業へのスタートを切りました。

起業への思い

「徳島をはじめ四国には、映像技術者(カメラマン)やタレントが少ない」そのような思いから株式会社office SERENOを立ち上げました。 徳島でイベントをするとなったときに、司会者を徳島や四国からではなく兵庫などから呼ぶことが多く、そのことを知った森本さんは「自分の住んでいる県の映像技術者やタレントを育てよう」と決意したそうです。

森本さんは、「徳島だからこそ起業できた」と語ります。 森本さんは起業をするにあたり、県の委託事業で起業支援を行っている「女性起業塾」に通っていました。その中で、同じく起業家を目指す女性とのつながりが生まれ、互いに相談し合ったり、刺激を受けたりできたことが、今でも心の支えになっているそうです。

ある時、他県で起業を考えている友人のために、女性起業家を支援する制度を他県で探してみたところ、全く見つけることができなかったとのこと。その際に、徳島ほど女性起業家を育てる制度が成熟している環境は他にはないということを実感しました。「徳島は女性起業家に対する熱意が強い!」という部分が森本さんの起業を後押したようです。

 

徳島にUターンして良かった点・魅力

徳島にUターンして良かったことは、起業家としての視点では「女性起業塾」で仲間ができたことだそうです。「同じ方向を目指す仲間がいることで、起業することが高いハードルではなくなる」「自分の挑戦を後押ししてくれる素晴らしい環境が整っているのが徳島の魅力」だと話をしていただきました。

そして、徳島の一番の魅力は「食べ物のおいしさ」だと言います。 「さまざまな地域を渡り歩いた中でも、徳島の食べ物が美味しく、とても驚きました。食が整っているここ徳島で子育てしたいと思った。」とのことです。 起業家としてだけでなく、将来子育てを考える一人の女性としても‘徳島の食’を魅力に感じていることが分かり、’食育’の観点でも徳島が素晴らしい場所であることを実感しました。

まとめ

様々な地域でお仕事をされてきた森本さんだからこそ分かる、徳島の魅力や起業を考える人への支援状況について伺うことができました。 森本さんの取材を通して、「徳島は何もないのではなく、何もないからこそ可能性がある」という言葉が印象に残っており、森本さんのポジティブで明るい人間性がとても魅力的でした。都会では、成功することが難しい事業でも徳島なら成功する確率がある可能性を秘めているとのことです。「何もないから」と諦めてしまうのではなく、「足りないものはつくろう」という発想転換の大切さを学びました。

徳島には女性の起業をサポートする「女性起業塾」があります。 他県でこの様なサポート体制を探すのが困難で、‘徳島だから’起業を視野に入れることができた女性起業家の方も多いのではないでしょうか。 徳島に回帰することを視野に入れている方、悩んでいる方がいれば、徳島で夢を叶えてみませんか。

投稿者:森彩純

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