ワカモノが見る徳島

AWAIRO

【西部】まちおこしツアーに参加しました!(1日目)

2025.10.01

こんにちは! 私たち「とくしま若者回帰アンバサダー」は、若者目線で徳島県の魅力を調査・発信する活動を行っています。
この度、地域活性化を目指して徳島県つるぎ町旧一宇中学校で開催された一大イベント「イチフェス」に、運営メンバーとして参画しました。

本記事と、続く2日目の記事では、剣山の麓にある廃校が、いかにして若者の情熱と地元の方々の温かさで活気を取り戻したのか、アンバサダーの体験を通じて熱くレポートします!

廃校を活用した地域活性イベント「イチフェス」とは

「イチフェス」は、つるぎ町にある旧一宇中学校という廃校舎を舞台に、地域活性化を目的として開催されました。私たちはアンバサダー活動の一環として、この「イチフェス」の運営に参画。イベント成功に向けて、企画・準備の段階から西部ツアーに参加しました。

自然豊かな環境と、地元の方々にとって大切な学び舎だった一宇中学校。この場所を再び賑わせたいという熱い想いが、主催者や地域住民、そして私たちアンバサダーの力を結集させました。9月13日(金)は前夜祭、14日(土)は本祭という2日間にわたって行われ、約420名もの来場者が訪れる大盛況となりました。

アンバサダーレポート:イベントを支えた若者の「熱量」

(運営)動いた分だけ、未来が近づく。若者のエネルギーが一宇に集結(報告者:岡 博)

剣町・一宇中学校を舞台に開催された地域活性イベント「イチフェス」。その裏側には、活気に満ちた運営メンバーの姿がありました。

音響、来場者カウント、交通整理など、それぞれが自分の役割を理解し、責任を持ってやり遂げる。誰かの指示を待つのではなく、自ら考え、行動し、仲間と連携しながら現場を動かしていきました。運営メンバー一人一人がこの「イチフェス」の存在意義を理解し、それを全力で全うしていたのです。

準備中も本番も、笑顔と声が絶えない。トラブルが起きても互いに助け合い、自然とチームとしての絆が深まっていく。そんな姿勢が、フェス全体に活気を生み出していました。

私は交通整理を担当していた際、剣町に住んでいるおばあちゃんから声をかけていただきました。 「若い子たちのおかげでうちらの母校が活気付いてよかった。またきてよ。」 この一言に、私は鳥肌が立ちました。私たちがしていることは、来客者のみならず、その地域に住んでいる住民の方々をも笑顔にさせているのだと激しく実感した瞬間でした。

若者たちの力と情熱が、一宇の廃校に再び命を吹き込み、地域の未来を少しずつ動かしていく——「イチフェス」は、**“動く若者が、地域に火を灯す”**瞬間を確かに証明していました。

(前夜祭)夜の廃校に浮かぶ150個の灯篭と伝統の踊り(報告者:田中 喜朗)

前夜祭では、主催者である丸岡さんによるDJパフォーマンスが開催されました。来場者の多くは中高年の世代でしたが、丸岡さんの音楽によって雰囲気が一変。一気にフェスの雰囲気を盛り上げてくれました。

今回の「イチフェス 前夜祭」の最大の見所は、なんと言っても灯篭です。 一辺30cmほどの大きさの灯篭は全て手作り。木枠に貼られた半紙には思い思いの絵や言葉が習字で描かれ、個性が溢れるデコレーションとなっており、どれも素敵な仕上がりでした。アンバサダーのメンバーも、フェスの下見の際に制作しました。灯篭の大きさも相まって150個も並ぶととても美しい光景が広がり、訪れた方も一つ一つ丁寧に鑑賞し、感動の声を漏らしていました。

前夜祭の最後には、地元の伝統踊り、「うぐいす踊り」(一宇音頭)を体験しました。地元の女性陣を筆頭に、性別の関係なくみんなで踊ります。参加者のうち、アンバサダーや男性陣の大半は初めての体験でしたが、地元の方が一つ一つ丁寧に教えてくださり、最後には通しで踊ることができました。

途中、音声トラブルが発生してしまいましたが、そんな事態もみんなで笑い合いながら過ごすことができ、地元の温かみと、みんながひとつになる瞬間を感じ取れました。その他、キッチンカーや屋台の出店、カラオケ大会等、みんなで楽しめるイベントが盛りだくさんでした。

2日目のレポートもお楽しみに!

1日目の運営と前夜祭を通じて、一宇の熱いエネルギーを全身で感じることができました。

続く2日目の記事では、「渦戦士エディー」のステージなどで大いに盛り上がった本祭の様子や、来場者との交流を通じて徳島西部の魅力を再発見したアンバサダーのブース出展について詳しくお届けします。そして、イベント全体を通して得られたアンバサダーメンバーの感想を熱く語ります!

ぜひ、ご期待ください!

投稿者:田中喜朗